| 2007年07月18日(水) |
『舞妓Haaaan!!!』 |
東京の食品会社で働く平凡なサラリーマン鬼塚公彦(阿部サダヲ)。 唯一、平凡じゃないのは、修学旅行で京都を訪れて以来、熱狂的な舞妓ファンだということ。 そんな鬼塚に転機が訪れる。 念願の京都支社に転勤が決まったのだ! 死に物狂いで仕事して、最高峰の壁「一見さんお断り」を強引に乗り越え、やっとの思いでお茶屋デビュー! だがそこでお茶屋常連の野球選手・内藤(堤真一)と出会った公彦は、内藤に異常な競争心を燃やし。。。
バカバカしくて、ありえないほどにくどい展開だったけど、本当に楽しめた。 あ〜〜〜笑ったなぁ〜。
最初から最後まで一貫しているのは、「鬼塚は舞妓さんが好きっ!」。 ただ、こんなにも単純な個人的趣味が、会社や政治までを巻き込み、これでもかこでもかとエスカレートして進んでいきます。
くどいけど可笑しい。 バカバカしけどハートフル。 そんな作品でした。
以前、『フライ、ダディ、フライ』を見た時だったかなぁ…レポに「堤真一氏は、今までカッコイイと思っていた役者さんだったのに」と書いた記憶があるけど、『三丁目の夕日』や最近のビールCM…もう、こうゆう3枚目路線になっちゃったのかな…。 まぁ、熱い役はお似合いだけど。
主演の阿部氏は文句なしだったけど、私が1番印象に残ったのは、鬼塚が好きになる舞妓さん:駒子を演じた小出早織ちゃん。 初めて見た女優さんだったし、この舞妓衣装&メイクしか分からないけど(素に戻るとイマイチかもしれないけど…)すっごく可愛かった。 うん、これは鬼塚じゃなくて、私も好きになるぞ。
ラストで披露する踊りも、柴咲コウより断然上手だったし、彼女、このまま舞妓さんになっちゃったらどうでしょう(笑)。
病院と友達との待ち合わせの合間に時間が空いたので、(時間つぶしのつもりで)久々のレディースdayでフラッと見に行ったけど、期待以上に楽しめました。
欲を言えば、最初のシーンで少しだけ登場した真矢みきさんのダンスをもっと見たかったな〜。
---
早めの夏休みの旅行記(写真)『パート2』に徐々にアップしてきます。
♪BGM〜『Lupin The Third JAZZ〜The 3rd』
<<昨日は『傷だらけの男たち』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『善き人のためのソナタ』 『レミーのおいしいレストラン』
|