####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2007年07月15日(日) 『傷だらけの男たち』

かつては上司と部下の関係だったベテラン刑事のヘイ(トニー・レオン)とポン(金城武)。
大きな事件の犯人を逮捕して帰宅したら、ポンの恋人が自殺。
その時からポンの生活は一変、警察を辞職し私立探偵になり、酒びたりで自堕落な日々を送っていた。
一方のヘイは億万長者チャウの娘スクツァンと結婚し、キャリアもプライベートも順風満帆だった。
そんなある日、チャウが自宅で惨殺される事件が起きる。
父の死に不審を抱いたスクツァンは、ポンに捜査を依頼する。。。

「この後どうなるんだろう?」というハラハラドキドキやスリリングさを求める作品ではなく、最初から、「この人が犯人ですっ!」と見せておいて、その影に隠れているモノを探っていくという展開でした。

トニー・レオンも金城くんも良かった。

でも、「影に隠されているモノ」のネタがいまいち工夫がないというか…ありきたりというか…その辺りが弱くて残念でした。

金城くん演じるポンの恋人の自殺の原因も、なんとなく中途半端だし、(中途半端なのに)いつまでも忘れられず、いきつけのお店に通ったり、同じマンションに住んだり、アルコール依存症になったり…そこまで壊れてしまうようなら、もうチョット苦悩の原因を強烈にエピソードとして交えて欲しかったなぁ。

トニー・レオンの場合も同じく。
過去の事件は確かに悲惨だけど、そんなに「あっ」と驚くような事態でもなく…今回せっかくの(?)悪役なので、それをもうチョット(悪役を)活かしてもらいたかったかな。

2人がかっこよかったので、全体的には満足でしたが…(笑)…ストーリーは、残念ながら消化不良気味でした。
(しっかし、この監督さんは血ダーダーのシーンを容赦なく連発するね…)

背が高く、鼻も高く、ブロンドヘアに綺麗な瞳の色をした外人に比べると、アジア人は、どうしても容姿の面で劣ってしまうけど、金城くんを見ると、「アジア人も捨てたもんじゃないな」と思う。

でも、私はトニー・レオンの、あの「ニコッ」とした笑顔にいつもやられちゃうわ〜。

♪BGM〜『Lupin The Third JAZZ〜The 3rd』

<<昨日は『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)

『舞妓Haaaan!!!』
『善き人のためのソナタ』


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書き手: みぃ♪
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