思考過多の記録
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何があっても時間というのは過ぎるもので、2002年も終わろうとしている。過ぎてしまえばあっという間という感じだが、その時その時ではいろいろな思いがあり、何とか日々をやり過ごすのに精一杯だった気がする。
自分としては、絶望から始まった年だった。また自分の限界も強く感じた年だった。今の年齢に達するまでには当然できていなければならなかったことや、おそらくこのあたりまでは到達しているだろうと思っていたことが、結局できずにいたり、目標から程遠いところで足踏みしたりしている自分を発見し、力のなさを再認識せざるを得なかった。
「夢を叶える」などという言葉が絵空事にしか聞こえなくなって久しい。現実を生き抜くのに精一杯で、夢などとうの昔に忘れ去ってしまっていた。世間的に言えば「夢に向かって努力している人」も近くにいないではなかったが、それは彼等が「夢」に選ばれたからであり、僕は選ばれなかったのだと思った。勿論、本人達にとっては夢を追っているつもりなどさらさらなく、それもまた彼等が生き抜かねばならない「現実」の姿だったのだろう。それでもなお、僕はその「現実」とは別の「現実」を生きる他ないと思っていた。
その時、彼女が現れた。彼女は僕の「夢」に寄り添った。 今日、彼女が読んでいた「シアターガイド」という雑誌に、僕が随分前に一緒に共同作業をした人が、「夢」に向かって一歩一歩「現実」を切り開きつつある証が記されていた。 来年、僕はどこまで行けるだろう。側に彼女の存在を感じながら。
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