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2004年11月13日(土) あの歌はキダ・タロー先生なのよ

昼からかに道楽でかに三昧。東京では初めて行った。銀座の高架下のところ。そういえば東京の人は「とーれとーれぴーちぴーちかにりょうりっ」の歌は知らないのだろうか。昔、姉妹店の「えび道楽」が存在したことも知らない…だろうなこれは。巨大な海老の看板ががっくんがっくん動いていて、見てるとなぜか気恥ずかしくなって目を逸らしてしまうのだった。

それはさておきかに道楽。やっぱり焼きガニが好きだ。茹では、タラバズワイ毛ガニの三種盛りを食べてみたけれど味の違いがよくわからない。活カニはあまりにも素早く溶けるので味わうヒマがなくて、食べてるんだかなんだかわからない。生だとこんなに溶けちゃうモノだから、火を通すとすり身に近い味わいになるのかな。そこにカニかまの再現力の秘密があるのではなかろうか、と同行者に力説してみた。一応なるほどーと言ってくれたが、社交辞令だと思う。

他に今回の発見は、「カニの唐揚げは旨い」「かに道楽のオリジナル日本酒が旨い」であった。唐揚げは意外だった。アメ横あたりで安いカニを買って唐揚げにするといいと思う。

カニ腹がふくれたので銀座をふらふらして、ハウスオブシセイドウとかGGGの佐藤可士和さんの展覧会とかのぞいて、ランブルで珈琲飲んだり新しいiMacを見物に行ったりする。そしたらあら不思議、お腹が減ってきたのだった。所詮カニ腹。ほんとに腹が満ちるほどカニを食べたりしたら蕁麻疹が出るってば。

ラーメンでも食べようと歩いていたら、洋食のあづまの前を通りかかってどうしても食べたくなって入ってしまう。鉄板でじゅうじゅう出てくるポークステーキ。テーブルに置いてあるソースが美味しい。店構え、テーブル、内装、カトラリー何もかもが懐かしいような店。同行者が、私と遊ぶと時代が20年くらい遡ると言う。わるかったね古臭いとこばっかり行って。


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