Diary?
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雨だったら引きこもろうかと思っていたけど、どうにか止んだみたいなので神保町の古本まつりにふらっと行ってきた。
古本まつりではあるが主たる目的は篆刻だったりして。去年も行った、体験教室。去年は名前の一文字目を彫ったので、今年は二文字目を彫ってめでたく完結した。来年からは苗字にするか。
篆刻は集中するので少し疲れた。お腹もすいたことだし、久々にいもやの天丼でも。と思ったら閉まってた。しかたないなあ、じゃあ共栄堂のカレーでも。閉まってた。ボーイズのハンバーグでも。あ、さっき通った時は開いてたのにもう閉まってる。年に一度の古本まつり、書き入れ時じゃないのか。みんななぜそんなに商売っ気がないのよ。この分だと混んでるかと思ったさぼうるが意外に空いてて、山盛りナポリタンとコーヒーでなんとか幸せな気持ちになれたから良かった。
すずらん通りの出版社ワゴンをチェックしつつ、途中バグパイプの演奏に立ち止まったりしながらぶらぶらする。北隆館のワゴンで2万円の牧野図鑑を5000円で売っていて激しく悩むが、かろうじて思いとどまる。ハヤカワのワゴンでは欲しかった本があったので一冊手に取り「これお願いします」と差し出したところ、ワゴンに群がっていたいかにもエスエフな感じの人たちが一斉に「こいつ何買いやがったんだ」的なキビシイ視線を私の手元に向けたのでびびった。その時私が手にしていたのは田中啓文「銀河帝国の弘法も筆の誤り」などという脱力の本だったのでなんだか申し訳ないような気がした。しかもサイン本。いや別にサイン本が欲しかったわけじゃなくて、たまたま読もうと思ってたんですよ。ほんとに。信じてー。
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