やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2003年03月21日(金) ポジティブで行こう。


■昨日、戦争が始まりましたね。
こういう時はいつも、語る言葉を持たない自分が情けなくなります。
ただ、戦争はどんなに一生懸命に生きようとしている人の命さえも奪ってしまう
("一生懸命"には、いろんな"一生懸命"があるけれど)。
それが正しい行為だとは、どうしても思えない。それだけは確か。

■私が開戦を知ったのは、木曜の昼休みにコンビニ弁当を食べながら見ていたネットのニュースからでした。
あぁ、始まっちゃったね…と同僚と話している私のすぐ近くには打ち合わせコーナーがあって、
お嬢さん方がワヤワヤとお喋りをしていたのですが、そこから「草なぎくんがさぁ」という声が聞こえたので、
以降、私は同僚と巡航ミサイルの話をしつつ、片耳ダンボという聖徳太子のような状況に
(どうでもいいけど、表現が古臭いわね)。

彼女たちは、どうやら『僕の生きる道』の話をしているらしい。
「ちょっと泣いちゃってさぁ」
そうか、そうか。
「1回目見た時はキモーいって思ったけど、最後はそうでもなくってー」
む、ま、確かに1話2話の秀雄先生はキモいと言われても仕方あるまい。
「でもさ、この前、新曲がミリオン達成ってニュースで、テレビにコンサートのシーンが映ったんだけどー、
  客席が映るんだけど、だーれも草なぎくんのウチワ持ってないんだよねー。
  草なぎくんのファンっているのかなぁと思って、一生懸命探したんだけどさー」
お嬢さん、ココに居ますよ。ココに。夏になると、ウチワと一緒に飛行機や新幹線に乗ってる人が。
「あ、でもー、私、5人の中で誰がいい?って訊かれたら、草なぎくんですよー」
おや?
「え"ーっ」
こらこら、みんなで声合わせて驚くなよ。
「私、天邪鬼なんですよー。みんながイイっていうとダメでー。だからキムタクとかダメでー」
や、私も天邪鬼だけどさ、でもさ。
「なんか、競争率低ーいって感じじゃないですかー、草なぎくんなら」
いや、そんな甘くないっすよ。とりあえず、ネットで「クサナギツヨシ」って検索してみ。
「確かにねー、ファン居そうにないもんねー」
だから、ココに居るって、ココに。
「でも、最近、目立ってるよねー。映画もヒットしたんでしょ?ブレイクってやつ?」

■てな感じで、スマファン以外のクサナギ話を聞くのも新鮮でよろしいですね。
そんなわけで、今日のF2で「草なぎ剛ブーム」などという、こっぱずかしい表現をされても、
まぁ、世間様から見たら確かに「ブーム」なのかもしれないな、と受け入れてしまう寛容な私。
番組はチョナン・カン撮影現場でのインタビューで、あんまり目新しい話は無かったけれど、
ゴロちゃんから、楽屋でトマトジュースしか飲まずに減量してた話が聴けたのは嬉しかったわ。

■そして、いつも通り「自分でやろうと言い出したことは上手くいかない」と宣うクサナギツヨシ。
でも、チョナン・カンを見たら、そりゃ違うだろ、とツッコミを入れなければなりません。

今夜は2年前のチョナン・カン企画会議の一部始終。本当にまんまの映像なのかは、ちょっと分からないけれど。
まさに、前に何かで言っていた「剛くん、何言ってんの?みたいな感じだった」って空気の中、
「どうにかなるでしょ!」「一から行けばいいじゃん」「(韓国語も〉言い出しっぺだもん、やるよ」
「そこをなんとかやりたいんだよね」「乗り込んでいこうぜ!っていうかね」
「そのためには自分でも努力しないといけないと思うし」
と言い放つ、ニット帽と黒縁メガネのお兄さんは男前っすよ。
他のメンバーに言ったら頭叩かれそうとか言いながら、半年でダメだったらどうするの?と訊かれて、
「ま、しょうがないね。でも、それは考えないよ、自分の中で、ダメだとかは。絶対やるっていうか」

4月からも頑張ってくらさい。
でも、コケた頬にチークは、あまりにも凹凸がはっきりし過ぎっす、オヤビン。

■さて、僕の生きる道・ノベライズが宅急便で届いたのは、本日午後1時30分過ぎでした。
そのチャイムで起床しました。いえ、9時に一回起きたんですけどね、いつの間にやら二度寝ってヤツですね。
つまり、金曜いいともを見逃したわけですね。
くー、秀雄先生後のクサナギさんを確認したかったのにぃ。バカバカッ。

私、今までにノベライズってものを読んだことがないので他がどうなのか知らないのですが、
シナリオのト書きを膨らませた感じなんですね。小説、とはちょっと言えないというか。
でも、だから、違和感なく情景が浮かんできて、画面を見た時と同じように泣けてしまいました。
そして、クサナギさんのあとがき「中村先生に教わったこと」でまた泣くのでした。涙腺弱すぎ。
一昨日の日記に書いた「形のある物を残さなくても、何かを残していくことができる」ということ、
おこがましくも、それに通じるような言葉を見つけたのが嬉しかったのかしらん。

日々、映像や写真に自分の姿を焼き付けている人の、形ある物へのこだわりの無さ。
考えてみれば、ちょっと不思議なのだけれど。

■さて、明日は仕事だ。頑張って早目に終らせよう。





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