にっきちゃん。

2002年05月06日(月) あたし



今、どうしようもなくせつないです。
なんだか、なんの前触れもナシに突然昔のことを
実に鮮やかに思い出してしまったのです、何だっていうんでしょうか一体。

そうです、愛しい人と一緒に過ごした日々です。

あの時のにおい、空気、二人で過ごした部屋の雰囲気。
家具。空の高さ。風の感触。交わした言葉。
彼の笑顔。彼の手。ぬくもり。体温。洋服のすれる音。



いろいろが頭をよぎって胸を苦しくさせ、
涙ではないけれどもそれに似た何かが鼻の奥を通って行くのがわかります。



そして気付きました。
蘇ってくるこれらの記憶は、「誰か」の記憶じゃない。
「誰か」を懐かしんで恋しがって溢れるせつなさじゃない。


あの、「空気」への、思い、憧れです。
そう、愛しい人がそばにいた時の空気。空間。
景色。部屋。匂い。
あの、幸福。
あの、安らぎ。
誰かのために優しくなれた、あの時間。

そして、・・・・・・その中の、あたし。
くちゃくちゃの顔で、笑ってる。


恋しい。
ただ、恋しい。
あそこに行きたい、あの時間がある場所へ。



私は、寂しいのかもしれない。
泣いても、泣いても、誰かに何かを求めているわけじゃない。
今こうして、多分、寂しいと思って泣いている私を
どうにかしてなんて思っていない。
どうにかしたい、と本気で思ってもいない。
これでいいんだ。
本当にそう思っている。
これでいいんだ、と。

寂しさや、ぬくもり、安らぎ・・・・・・
そういうものよりも大切なものはきっといろいろあると思ってる。

そうからだの奥から思う私がいて、
だからがんばれる私がいる、と
今も未来も見据えて この瞬間実感している。

だから、今こうして泣ける。
寂しいって泣いてる自分をこうして認めることが出来る。


ただ、恋しいだけ。ただ、愛しいだけ。

今は ぬくもりが、ほしい。
今は 愛情が、
優しさが 欲しい。



体の奥から、ただただ、甘えたい・・・・・・。





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寂しさや甘えと本気で勝負している長い間、
「寂しい」「悲しい」なんて誰の前でも絶対見せられなかった私。
見せたら、終わる。見せたら、私は自分に負けると。




でもいつのまにか涙が自然に流せるようになったんだ。
今日、そう気付いた。

泣いたって私はもう大丈夫だという確信がいつのまにか
自分の中にできている。
だから泣けた。

なんだか、ラクになった・・・・・・。
寂しいと、自然に言えた・・・・・・。



これで、やっと自分を認められる。




・・・・・・長かった。


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綾 [MAIL]

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