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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2000年08月27日(日) 旅行記・4日目

四日目 8月27日(日) 高知→徳島→瀬戸大橋→宇多津

     高知06:54−−−−09:24阿波池田09:30−−−−09:48三加茂10:36−−
−−11:05穴吹12:11−−−−13:10徳 島 13:45−−−−16:08高 松16:27−−
−−16:59児島17:47−−−−18:01宇多津

 朝は5時40分に起床。6時からドラえもんのアニメを見て満足してホテルを出る。近くのコンビニで朝飯を買って車内で食べることにする。う…ワンマンカー初のオールロングシート車だ。私はロングシート車両が嫌いである。毎日の通学で乗っているせいもあるけれど横向きは慣性の法則についていきにくいからだろう。まあいい。「こうち」の駅名を見て、この表示がはがれたら「こっち」になるな…などと考えつつ列車は動きはじめる。途中の駅で不思議な名前をみる、「ごめん」。「後免」だったが縦書きでいきなりごめんって言われても、ねえ。その後には「大歩危」もあるし。逆方向から行けば「この大歩危!」「…後免」みたいな会話が(なんじゃそりゃ)。

 山道をうねうね進み出す。すると突然頭にガツンとものすごい衝撃が走る。一瞬何のことかわからなかったが、1秒後自分の大カバンが網棚から落ちてきたのだとわかる。しかもちょうど中にあったドライヤーが直撃してしばらく痛みがひかなかった。その後網棚に置く時はしっかり落ちないようにしたのは言うまでもない。

 吉野川が見えてきて、渓流を横目に列車はどんどん進んでゆく。徳島県に入ると同時に大歩危駅に到着。ここでも25分待ちなので駅を出てすぐの大歩危橋へ。この橋の位置はずいぶん高く川がかなり下に見える。橋から身を乗り出してみると足がすくむ。そのあとおばちゃんに声をかけられ、「兄ちゃん今からどっか行くの?バス席空いてるから乗せてあげようか」みたいなことを言われた。どうやらツアーで観光に来ている中で一人が欠席したらしくバスの席が一つ余ったようだ。かずら橋に行く予定だったらしいが今ある列車を逃すとあまりよくないのでここは丁重にお断りしておくことにした。駅前のロータリーは
めちゃめちゃ小さいぞ。

 阿波池田着。ここから徳島線に乗り換え。愛称は、よしの川ブルーラインという。そういえば予土線もしまんとグリーンラインっていう愛称があったっけ。時刻表を見て徳島以降を計画していくと、このままでは徳島駅or高松駅でムダな時間ができそうなのでこの線で途中下車を2回行う。1つは阿波池田−穴吹間のどこか。無作為で選んだのは三加茂駅、ここで下車する。別段何があるというわけでもないがここから吉野川が近いのでちょっと歩く。川で釣りをしてる人がいたので聞いてみると、鯉釣りだとか。でもあまり釣れてない様子で、今も糸が切れたーと嘆いていた。たかだか待ち時間は50分弱なのでもどり、駅のすぐ前にある神社にお邪魔する。顔を洗い隣に公園もあったので何年かぶりにブランコに乗る。周りの目は知らない人ばかりなので人目も気にせずこぎまくる、ていうよりも、誰もいなかったんだけど。

 そして2つめの途中下車は穴吹−徳島間のどこか。これは穴吹に即決。吉野川に隣接しているし、なんとなく三加茂に比べて拓けているような気がしたから。吉野川の川幅も広くなりそこをまたいだ先に大きなスーパーマーケットが見えるので寄ってみる。徒歩にして10分ほど。「マルナカ」という名前で、徳島・香川を中心に店舗展開しているようだ。今日は日曜日ということもありイベントが催されているが、なんだかさびしい。子供が少ないのだ。縁日(金魚すくいetc.)をやっているのだがやはり子供が少ない。開催している大人の方が多いくらいだった。ここでの収穫は特になし。それにしても、吉野川はやはりきれいだ。河原で泳いでいる家族連れがとてもうらやましかった。高架橋からその家族を眺めて穴吹駅に戻る。

 穴吹駅からはワンマンカー1両。ここで私のいたボックス席に乗り込んできたのはおばあちゃん2人組。これがうるさいのなんの、50分くらいずっと話してる。私はつらかったのでヘッドホンを当て眠りについた。徳島の2つ前で目が覚めると立っている客がたくさん。1両ではかなりキツイくらい人が乗っている。始発駅で乗っておいてよかった。

 徳島駅着。ここは幾度か訪れているので店の場所も把握。それにしてもここは消費者金融の看板多すぎるぞ。そんなにここは借金してる人が多いのか…?まあそんなことはどうでもいいので、前の混雑を見ていたから早いうちに駅に戻って食べ物を買って座席を確保する。ところで、全体的に四国の駅周辺にはコンビニよりも「ウィリーウィンキー」という焼き立てパン屋のチェーン店のほうが多い。私もここで80円カレーパンとハムエッグパンを買った。徳島を発ち、佐古−吉成間の川幅がとても広くなった吉野川に別れを告げて讃岐の国をめざす。そして特筆するようなこともなく高松に到着。

 そしてここから瀬戸大橋を今日のうちに渡ってやろうという案が浮かんできた。急遽岡山行きのマリンライナーに乗る、6両。これはかなりの混雑具合だ。でもこれは18きっぷの影響だけではないだろうが。前に座ったおばちゃん達が大阪に帰る計画を立てている。そうか、もうここから帰れる距離まで戻ってきたのか。でも私は児島(四国から本州に入るときの最初の駅)で降りてそこからまた四国に引き返すぞ。・・・高松からは複線になる。線路を2つ見るのってすごく久しぶりのような気がするな、たかだか3日なのに。移動中外を眺めてみるが本当にうどん屋さんが多い。そう思ってると「やそば」という駅を
通過する。そば??とはいっても「八十場」なんだけど。

 瀬戸大橋を渡る、そして児島着。とりあえず駅の外に出ると真正面に大きな動くオブジェが見える。噴水&オブジェという感じで、水の勢いでゆったり動いてて、その名も「めぐる時間」。それを見てるだけでゆうに20分は経っていた。大きく駅周辺を見て歩くが、なんか瀬戸大橋におんぶにだっこって感じの店が多く、また駐車場のスペースが広い。まあ感じたことといえば「児島へは車で来い、歩いてくるな」だろう。

 時間になり児島を離れ宇多津へ向かう。にしても、児島−宇多津って1駅間だけど410円もする。まあ、島も変わるし豪快な区間だわな。本州と北海道を結ぶ青函トンネルは地下を通るから見ごたえの良さは恐らく全国一だろうな。時間的に夕日も差し込んでうっすら雲もかかり、景色はかなり良かった。1駅間14分・・・長い。宇多津は市でなく町なので少々田舎だろうと乗りこんだが複合デパートがあったり国道もすごく広くその沿線も色々店があってかなり便利だ。瀬戸大橋の存在意義はダテじゃないようだ。

 今日の宿はいわゆる健康ランド。今年は名前を言おう「瀬戸大橋四国健康村」。駅から徒歩10分ほどの場所にあり、非常に助かる。昨年もこういう場所を使ったので大体は慣れた。しかし昨年と比べて映画室のそれは大したものがない。料金は1800円+深夜料金500円+税。風呂と思えば高いが、宿と思えばこれはかなり安い。昨日のビジネスホテル、ここより倍以上も金とって、風呂はといえばユニットバスだよ?やってられるかー。確かにホテルにベッドはあるけど、フェリーでザコ寝は慣れてるし。

 久しく他の人と心置きなく話をしていなかったので、ネット友達からケイタイにかかってきた電話はとても嬉しかった。別に何を話したというわけでもないが、やっぱり私は話好きなんだなと実感した。電話を終えて2回目の風呂に入って、温まったところで寝に入ることにする。このとき23時。

   四日目の総停車駅数 74駅


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