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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2000年08月26日(土) 旅行記・3日目

参日目 8月26日(土) 松山→宇和島→四万十川→高知

 (05:00)松山港05:10−(バス)−05:31松山駅05:53−−−−08:00八幡浜08:42−−
−−09:49宇和島11:27−−−−−14:09窪 川14:52−−−−17:20高知

 緊急事態発生!メモ帳がない!!まぁ、これを書いている時点で見つかったんだなという予想は誰でもつくであろうが。・・・私は昨日寝る前、敷き布団のシーツの下にメモ帳を挟んだ。そして朝少々寝過ごす。松山駅行きのバスがフェリー到着5分後に出ると知り焦る。とりあえず5時の5分前には身支度も整い、バスに乗り込むことは出来た。さーて日記の続きを書くか、あれ、あれれ?という有り様。慌てて走って取りに戻る。このバスを逃すと今後の予定がやばくなる。必死。しかしバス停に戻るとすでにバスは出ていた…。幸い、手前の信号で止まり間一髪セーフ。危ないところだった。無事に松山駅着、コンビニで食糧調達ってあれ?ない。駅前にコンビニが。あるにはあるけど、OPEN7:00っておいおい。早朝からここを訪れる人いるんだから、考えてよねー早朝営業。小倉で予め朝食を買っておいてよかった。何も買わずに八幡浜行きに乗る、始発。しかし…見た感じ乗客は10人にも満たない。フェリーでは満席だったにも関わらず、私と同じ事を考えている人は思いの外少ない。大半は車で来てたんだろうな、きっと。内子線を経由していく。学生もおらず、車内は本当に閑散としている。

 八幡浜着。外へ出るが、またしても店がない。少し歩き回ってモスバーガーとマクドナルドを見つけるが、どちらもOPEN10:00。おいおい…四国着いてから駅前コンビニ見てないぞ。中途半端な田舎だな…。それにしても、今日は寝不足だが気分がすっきりする。やっぱり時間にせかされずにゆっくり進んでいるせいかな。単線だから待ち時間があって外に出られる時間も増えるし。

 八幡浜から出る列車は一気に上り坂を進む。もんのすごぉいゆったり。横に国道が並行しているが、軽トラに抜かれる列車って…。外の空気も味わいつつ宇和島に到着。次の列車を待つが、次が来るまで約1時間半。そんな待ち時間ってアリなんだろうか。大丈夫か、JR四国!宇和島まで乗ってた列車も乗客数えるほどしかいなかったし。

 待ち時間を埋めるためかばんを預け、歩くと商店街を発見する。これが小倉までのどこかにあれば下着安くで買えたのに、ちっくしょう。ここでまずはゲーセン寄って、そのあとケータイショップで地域の違うパンフレットもらって、大衆食堂で冷麺食べて。…なんかこの旅麺類食べてばっかりだな。

 そして時間をつぶして11時27分発に乗る準備。ん、トロッコ列車?聞いてないぞそんなの!通常運行の列車にトロッコ車(窓ナシ、木のイスで出来ていて見晴らしはすばらしい)を増結して、予約をした人は一部区間でそのトロッコに移動して四万十川を楽しむという。し、知らなかった…。そのせいかどうかはわからないが、恐らく往復するであろうカメラマンや観光の人がちょくちょくいて、混雑するほどではないが、4人席には必ず1人は埋まるくらいの状態だった。でもそれで多いっていうのは価値観の違いだろうか。

 トロッコを利用する江川崎に到着。おいおい、ご年配の方々ばかりがトロッコに集中してるじゃないの。ちょっとこの雰囲気にはついていけないな。ということで通常の車両の中で四万十川を見物。徐々に上流へ進みごつごつとした岩が見えてくる。ゆったりと飛ぶトンビがいたりして、確かに外の空気を浴びたい!とすごく感じた。

 それにしてもこの路線、すごいところを進んでいくぞ。山沿いをすいすい、川縁をすいすい。私が普段利用しているJR西日本のURBAN NETWORKぐらいしか利用したことのない人はここに来れば素晴らしさがイヤというほどわかるだろう。やはり四万十川は雄大だ。通勤列車を走らせてる同じJRとは思えない。

 しかし、土佐大正駅で妙な看板を見る。「大事な予土線を皆で守りましょう」と。後にも「乗ろう残そう予土線を」というのもあった。今日乗っていた列車も然り、利用者が非常に少ない。列車で愛媛を高知(すなわち伊予・土佐)を進むのはここしかないわけだから、ここが廃線になると四国一周が不可能になってしまう。だから絶対守って。私は予土線すごく気に入ったから!

 窪川へ着いて一段落。あ、200円払うの忘れてた。この200円とは途中に通った窪川−若井間で並行している土佐くろしお鉄道に対しての料金である。列車の中で眠りこけていたので、窓口で係の人に払う。しかし…証明も何もない。もしかして払い損?いやいや、ローカル線を守るためにも支払わなきゃ。ここを通ったら皆さんも支払いを怠らないようにしようではないか。

 窪川を出て30分ほど、須崎に到着。列車増結と特急待ち合わせのため35分待ち。…おいおい35分って。近畿圏だったらその間に大阪から京都に行けるぞ。すごいなーやっぱりここ。3年間やってきて今年は驚きの連続だ。その後、相も変わらず四国南部の路線はのどかぁ〜な道をひた走る。伊野あたりから乗客が増え始める。やはり1両では足りないのだとここでわかる。

 そして高知着。ここの素泊まりの宿で安いところは特にない。悔しいが5500円もするビジネスホテルで一泊する。部屋に行き一通り身だしなみも整理。洗濯を済ませ近くのスーパーマーケットで2リットル148円のウーロン茶を買う。ここでも大衆食堂で定食を頼み、その後コンビニで買ったビールを飲み、明日の朝も早いということで23時には就寝。地元のテレビ番組はあまり見られてないな。

   三日目の総停車駅数 75駅


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