French Wolf の日記
DiaryINDEXpastwill


2004年09月15日(水) 仕事でも料理でもギャンブラーか? 前者はまずいだろう!


水曜日。

昨日の英訳の続きを行うためまたまた 3 時には起き出していた。最初に目にとまったのが、昨日納品したものについてのクレーム。もともと友人であり信頼関係は構築されていたのだが、先方の指摘がもっともなことだっただけにショックが大きく、チェックが甘かったことを反省。

お詫びと今回の金銭面での調整、今後の対応について、真剣に考え、丁重にメイルを送った。

起き抜けから突然パンチを食らったが、落ち込んでいても始まらない。仕事は山積だ。とりあえず目の前にある英訳からどんどん進めていった。最初は見通しが立たず苦労したものだったが、徐々に内容への関心が高まっていき、これはどういう意味なのだろう、ひょっとして実際に言いたいことは、ここに書いてあることと若干違うのではないか、など考えすぎたりして、結局は一度クライアントに質問しておいた方が後々、スムーズに事が展開しそうだと判断。「転ばぬ先の杖」だ。

毎日のプロジェクトについては、今日は外注さんに手配してあったため、英訳に集中できた。ただし、時折例の海外クライアントから「今日中に」という仕事が舞い込んできたりして一筋縄ではいかないのも、ご存じのとおりだ。

朝妙な時間に起きて、せっせと活動しているせいか、ブランチを食べるとすぐに眠くなる。プールにも元気に出かけているつもりだが、やはり体は正直だ。すぐにバテてしまう。



最近の食糧事情について。
袋麺やカップ麺で済ませることの多かったブランチだが、最近は比較的マメに自分で料理らしき料理をしている。特に凝っているのはスパゲティだ。
脱線するが、ここでのポイントは、あえて「ッ」を入れていないこと。大昔、幼稚園児の頃、ピアノを習っていた当時、クレッシェンド、デクレッシェンドと習ったのだが、小学校の音楽の授業では、クレシェンド、デクレシェンドと促音がなくなっていた! 音楽教諭に尋ねたところ、原語 (イタリア語) に近い発音で表記するようになってきたとのことだった。

水を沸騰させるところまでは、面白くも何ともない。そこで一般的には塩を入れ、パスタを茹でるだろう。ここが盲点。もともとスープ好きの俺にとって、茹でた後フライパンで油と調味料と具材を混ぜて・・・なんてことは避けたいのだ。そこで思いついたのが、コンソメ、本だし、めんつゆなどの「うまみ成分」がすでに含まれている調味料。熱湯に塩を入れても同じ効果は得られるが、熱いものに何かを急激に加えると、熱湯が踊り出す。見るのも圧巻だ。そしてパスタを投入。料理ツウなら底が深い鍋を使うのだろうが、うちにそんなものはない。みそ汁、そば、ラーメン、うどん、何にでも使うふつうのステンレス製の鍋に長くて固いパスタを入れるのも難しい。徐々に柔らかくして、途中で折れないようにしながら、ゆっくりと全体を湯の中になじませる。ここまででたいてい 1 分くらいはかかる。

これからが正念場。今日の味付けは何にしようかと思案に暮れ、バジル、ガーリック、ごま油、コチュジャン、豆板醤、味の素、塩、コショウ、醤油をうまくブレンドする料理の醍醐味だ。

毎回違う味付けになって楽しい一方、同じ味の再現はほぼ不可能というリスキーな展開も楽しめる。



French Wolf |MAIL

My追加