French Wolf の日記
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2002年05月10日(金) Bad news and good news -- 二日酔いの苦しみと親になる喜び。


金曜日。

二日酔い。久しぶりに昨日の夜は飲み過ぎた。いや分量はそれほどでもない。夜商工会議所青年部の会合があったのは書いたとおり。議題は 5 月 19 日に開催される BBQ 大会の役割分担。これは 30 分くらいで決まった。それから当然、飲み会。1 次会は普通の居酒屋。2次会はおねえちゃんのいるバー。3次会は居酒屋。4次会はまた別のおねえちゃんがいるバー。飲み過ぎたと言うより、体調不良でげろげろ大魔王だった。寝る前にきちんと処理しておいたのだが、朝まで残り、朝も不調。

ただ、今日は予定があった。11 時には水戸に車の調整を予約していた。なんとか水戸で車の調整を行ってもらい、ご飯を食べ、県内某所へ向かった。そう、読者諸賢ならおわかり。昨日の日記で予告していた、「祐二郎」で OK が出たのである。ちょっとした手みやげを持参して (その際、自分の家用のものも買い込んでしまった)、訪問した。ちびが 3 人いて、自分がねらっていた茶色の子は末っ子みたい。まだお母さんのおっぱいを飲んでいた。そりゃそうだ。生後、2 カ月も経っていないのである。

家につれて帰ってくるとき、ずっとだっこしていたのだが、車での長旅に慣れていなかったというのもあるだろうし、そもそも俺に慣れていなかったのだろう。帰り道、ホームセンターで当座必要になりそうなものをそろえた。首輪、leash、えさ (固形のかりかりしたもの、あれは 5 キロ? および缶詰のもの 24 個くらい入っているもの 1 箱)、遊び道具 (縄をよじっただけのものだが、これで彼は気に入ってくれるだろう)、部屋 (といっても丸い囲いのある座布団みたいなもの)。

さて、家に着いたのはよいが、仕事が本当にピンチ! というくらいたまっていて、大変だった。いろいろな人にヘルプをお願いしているが、それでも手が足りない。猫の手も借りたいというほどである。祐二郎が何かしてくれればよいのだが、俺の精神衛生面では祐二郎が大きな支えになってくれることは間違いないのだから、それ以上は望まない。

夜 8 時過ぎようやく一段落つき、食事。実は昼ご飯もざるそばと味噌汁だけ。二日酔いのせいである。夕方 5 時頃からかなり顕著な空腹感に襲われていたのだが、仕事を先に片づけなければならない。クライアントも週末前で右往左往していたのである。こちらも協力しておけば、今後のビジネスの展開にも期待できるというものである。さてさて、元に戻ると、ご飯である。久しぶりのカレー。今日はきのこカレー 400 グラム 5 辛と野菜サラダ 2 つ (with ノンオイル ドレッシング)。満足。満足。

家に戻り、まずは国仲涼子のドラマ。『夢のカリフォルニア』。もう中盤を迎えているのに、飽きさせない展開。すごい。

もう祐二郎でこっちは疲労困憊。仕事は明日に回して、今日は早めに寝よう。



祐二郎くん。(ここをクリックすると祐二郎くんをご覧いただけます。画像をクリックして選択を繰り返すと、どんどん拡大されます。) いよいよ来た。我が家に新しい家族が加わったのだ。名前のとおり可愛いでしょう? もう親ばか炸裂。親というか自分では兄貴のつもりで名前を付けたんだけど、こんなに可愛くてもよいのだろうか、というほど。
この子は、なかなか面白い習性を持っているようだ。靴下大好きくんである。あと、狭い場所が好きなもよう。寝る姿勢も人間さながら。なんというかゴロンと横になってしまったり、犬らしくない。そこがまた可愛い。生後 2 カ月というわりには、かなりの量を喰う。寝て、起きて、喰って、寝て、起きて、の繰り返し。おい、これじゃおまえデブへの道まっしぐらだろう、という気がしなくもない。人間の赤ちゃんもそういうものだから、彼らの商売なのだろう。

動物を飼うのは初めて。ドキドキしてしまう。わからないことだらけ。部屋の中をぐるぐる回り始めたら、トイレらしいというのを教わったのだが、実践できずじまい。カレーを食べに行っている間、オフィスのポトス (その名は、Giro。覚えていらっしゃるだろうか?) と壁の間、ちょうど OA タップの上に、ジャ〜という形跡が! やられた〜。相手はちゃんとシグナルを送ってきているのに、こっちが気づかないのだから、手に負えない。今後は気をつけよう。

あと悩むのは、何を欲しているのかわからないときが多いということである。こいつは基本的によく喰うから、まずは餌の在処へナヴィゲートしてみる。(これが過度になるといけないのだろうが、今は手探り状態。) あとは、外に出たいのかと思って、leash をつけて家の外に出してみた。雨が降っていたのに? と思われるブリーダーもいらっしゃるだろう。でもこっちにしてみれば、彼について知っておく必要があるのだ。いざ脱糞したときのためにビニール袋を持って、自分は傘をさして、出かけたのだが。今まで放し飼い (もらい先が田舎の広い家で庭で十分遊べたのである。兄弟とママと一緒だったし) 状態だったから、首輪とリーシュで引っ張られることにただならぬ抵抗を示していた。幼いからだ全体でイヤイヤという姿勢をとり、足を踏ん張って、なんとしても動くまいという強い意志が伝わってきた。また、交通量が多い、自宅前の道路。慣れない環境でびっくりしていたのだろう。結局 5 メートルも散歩できなかった。徐々に、祐二郎と俺の関係を築き上げていこう。



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