Love Letters
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朝の日差しの中で、
あなたにもたれて浸る檜の露天風呂。
白い湯気の中で肌を触れ合えば、
まるで夢の続きを見ているような気がするのでした。
ゆったりとお湯に浸かりながら、
子供の頃の話をしたりして…
その間にも、
時々思い出したように
あなたの指が
私の身体に悪戯をします。
偶然触れたかのような軽いタッチから、
少しずつ真剣な愛撫に変わり…
押し寄せる快感に耐え切れずに
お湯の中であなたのものに触れると、
それは十分過ぎるほどに硬くなっていました。
「ねぇ、舐めさせて。」
いつものやり方で愛しながら、
私は時々、あなたの顔を見上げました。
そうしている時のあなたの顔が好き。
私を欲しがっているその目が好き。
「立ってごらん。」
私が竹垣の方を向いて立つと、
あなたは後ろから抱きしめて、
私の中に入ってきました。
ぎゅっと浴槽の淵につかまるようにして、
あなたのものを受け入れました。
交互に訪れる羞恥と快感。
あなたに突かれる度に波が立ち、
喘ぎ声が零れました。
露天風呂を覆う竹垣の向こう。
朝の日差しの中で私が見たのは、
青い湖でした。
0574 W.S.R
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小夜子
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