Love Letters
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2005年05月16日(月) 朝の日差しの中で


 朝の日差しの中で、

 あなたにもたれて浸る檜の露天風呂。

 白い湯気の中で肌を触れ合えば、

 まるで夢の続きを見ているような気がするのでした。



 ゆったりとお湯に浸かりながら、

 子供の頃の話をしたりして…

 その間にも、

 時々思い出したように

 あなたの指が

 私の身体に悪戯をします。

 偶然触れたかのような軽いタッチから、

 少しずつ真剣な愛撫に変わり…

 押し寄せる快感に耐え切れずに

 お湯の中であなたのものに触れると、

 それは十分過ぎるほどに硬くなっていました。



 「ねぇ、舐めさせて。」




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 いつものやり方で愛しながら、

 私は時々、あなたの顔を見上げました。

 そうしている時のあなたの顔が好き。

 私を欲しがっているその目が好き。




 「立ってごらん。」


 私が竹垣の方を向いて立つと、

 あなたは後ろから抱きしめて、

 私の中に入ってきました。

 ぎゅっと浴槽の淵につかまるようにして、

 あなたのものを受け入れました。




 交互に訪れる羞恥と快感。

 あなたに突かれる度に波が立ち、

 喘ぎ声が零れました。

 


 露天風呂を覆う竹垣の向こう。

 朝の日差しの中で私が見たのは、

 青い湖でした。



0574 W.S.R

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小夜子

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