Love Letters
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広い畳の部屋の真ん中に
ぴたりとくっついて敷かれた
二つのお布団。
二人ともお布団の端っこに寄って、
くっついて横になりました。
手を絡め合い、見つめ合えば、
温もりが伝わるように。
そっと抱き寄せられて、
きつく結んだはずの朱色の帯も
あなたの力強い手で
あっという間に解かれました。
抵抗出来なくなった私の身体は
まるであなたの新しい玩具のようで、
隅々まで弄られ、貪られ、
歓喜の喘ぎ声を漏らすのでした。
両手が不自由なまま、
あなたのものにしゃぶりつく私。
欲望に満ちたあなたの瞳に見つめられて、
恥ずかしいほどに濡れてしまう…
「後ろを向いてごらん。」
あなたは
手首の紐を解いてくれないまま、
後ろから入って来ました。
指で胸やクリを愛撫されながら、
熱く蕩けるその部分を
あなたのもので突かれて、
痺れるような快感に溺れていきました。
「痛かった?」
「ううん。
痛いの忘れてた。」
終わった後、
あなたは手首の紐を解いてくれました。
白い手首には
紐の跡がくっきり残っていました。
0574 W.S.R
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小夜子
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