Love Letters
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2005年02月18日(金) 眠りに落ちるまで


 目を閉じているあなたの横顔を

 しばらく見つめていました。

 何だか、忙しいあなたを独り占めしているみたいな

 贅沢な気分。



 そっとあなたの肩に触れたら、

 あなたが気づいて目を覚ましました。


 「ごめん、起こしちゃった。」


 あなたは何も言わずに微笑んで

 私を抱きしめました。



 結んだばかりのバスローブの紐が

 あっという間にあなたに解かれて、

 熱い指と舌に

 私の身体は弄ばれるのでした。



 懐かしいあなたの匂いに

 私の身体は

 とろけるようにしなり、

 会えなかった時間を埋め尽くすように

 貪欲に抱き合う…





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 身体を重ねるたびに

 もっともっと

 深いところへ導かれるのです。




 快感の波が幾つも押し寄せて、

 抗い、

 震え、

 崩れていく…




 全てが終わった後、

 私達は寄り添ったまま

 深い眠りに落ちました。



0574 W.S.R

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小夜子

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