Love Letters
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目を閉じているあなたの横顔を
しばらく見つめていました。
何だか、忙しいあなたを独り占めしているみたいな
贅沢な気分。
そっとあなたの肩に触れたら、
あなたが気づいて目を覚ましました。
「ごめん、起こしちゃった。」
あなたは何も言わずに微笑んで
私を抱きしめました。
結んだばかりのバスローブの紐が
あっという間にあなたに解かれて、
熱い指と舌に
私の身体は弄ばれるのでした。
懐かしいあなたの匂いに
私の身体は
とろけるようにしなり、
会えなかった時間を埋め尽くすように
貪欲に抱き合う…
身体を重ねるたびに
もっともっと
深いところへ導かれるのです。
快感の波が幾つも押し寄せて、
抗い、
震え、
崩れていく…
全てが終わった後、
私達は寄り添ったまま
深い眠りに落ちました。
0574 W.S.R
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小夜子
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