Love Letters
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2005年02月17日(木) Chocolateより甘い午後


 「小夜子の今日のスカート、

  神戸の有名な洋菓子屋さんの

  パッケージの柄に似てる。(笑)」


 バレンタイン3日前のデート。

 ショコラとミルクが溶け合っているような柄の

 私のスカートを見てあなたが言いました。




 眺望の美しい高層ホテルのお部屋。

 テーブルの上には

 綺麗にラッピングされた2つの箱。




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 お財布は一足早い誕生日のプレゼントです。




 「こっちにおいで。」


 ベッドに寝転んでいたあなたが、

 少し甘い声で

 窓際の椅子に座っていた私に言いました。


 「待って。シャワーを浴びて来る。」




 熱いシャワーを浴びて、

 ソープの柔らかな香りが残る素肌に

 白いバスローブを羽織りました。



 バスルームから出ると、

 あなたは目を閉じていました。


 『疲れて眠ってしまったのかな…』


 あなたが目を覚まさないように、

 そっとあなたの隣に潜り込みました。



0574 W.S.R

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小夜子

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