Love Letters
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2005年02月10日(木) 会いたいとは言わない


 昨日、あなたは日帰り出張でした。

 朝、新幹線のホームからあなたが電話をくれた時に、

 諒が風邪を引いて学校を休んでいるという話をしました。

 夜8時頃、新幹線の中から

 あなたはもう一度電話をくれました。
 

 「諒君の熱下がった?」


 「うん。

  今のところ熱は下がっているけど、

  ぶり返したらいけないから気をつけてる。」


 「もし明日も具合悪いようだったら…

  無理はしない方がいいね。」


 「うん。

  諒の具合が悪ければ、金曜日は会えないなぁ。

  明日様子を見て、電話するから。」


 「最近、風邪によく邪魔されるなぁ。

  暮れも小夜子が風邪で会えなかったしね。」


 「そうね。

  あの時はつらかった。^^;」


 「諒君が早く元気になるように祈ってる。(笑)」


 「多分大丈夫。

  食欲も出て来たし。^^」




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 「うん。私だって会いたいよ。」




 もしも、私の都合で会えなくなっても

 あなたは不満を口にしたりはしないでしょう。

 あなたの感情は

 いつも大人らしく抑制されています。

 
 「会いたいとは言わない。

  言ったら、自分の気持ちに

  歯止めが効かなくなりそうだから。」


 あなたはそんな風に言っていました。




 以前は気持ちを口にしてくれないあなたを

 じれったく思っていた私。

 今は会話の中のさりげない言葉で

 あなたの気持ちがわかるようになりました。



0574 W.S.R

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小夜子

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