Love Letters
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六時頃
目覚めたら、
あなたは既に起きて、
庭園が見える窓際の籐の椅子に腰掛けて
本を読んでいました。
あなたは
こういうお泊まりの時は必ず
バッグの中に文庫本を数冊入れていて、
時間のある時に
読んでいることが多いのです。
お布団の中から
見慣れているその光景を
ぼんやり見つめていたら、
あなたが私の視線に気づいて言いました。
「おはよう。^^」
「おはよう。早いね。」
「あぁ。
これから朝風呂に行こうと思ってたんだ。(笑)」
「気持ち良さそう。
私も行きたい。^^」
それから、それぞれ
館内の大きなお風呂に入りに行きました。
早朝の女風呂はさすがに空いていて、
私の他に二人の女性がいるだけでした。
檜の露天風呂へ行くと、
見た感じ30代前半位でしょうか。
綺麗な女性が声をかけてきました。
「ここはぬるくて、何だか物足りないわ。(笑)」
他の女性の裸を見ると、
この人は何歳位なんだろうとか、
子供はいるのかなとか
つい思ってしまいます。
それだけ
女の裸体は、
その人の経験や歴史を表すものだと思うから。
お風呂から上がってお部屋に戻ると、
あなたが言いました。
「この時間に男風呂に行ったら、
俺の他はおじいさんだけだったよ。(笑)」
「あなたって
おじいさんと同じ位
早起きだものね。(笑)」
「さて…どうしようか。(笑)」
「朝食は8時半?^^」
「もう一眠りするか。(笑)」
それから、
私達は一つのお布団に入って
愛し合いました。
小夜子
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