Love Letters
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どんなに落ち込んでいても
人はお腹が空きます。
ついさっきまで食欲もなかったのに、
すぐにまた
美味しいものを美味しいと
感じられるようになるのです。
子供達の無邪気な冗談を聞けば、
泣きはらしていた瞳にも
笑みが零れます。
数日前のあなたとの会話。
塞ぎ込んでいた私と
そんな私の心を解きほぐそうとしていたあなた。
「やっぱり私には誰かが必要。」
「俺に相談すればいいよ。」
「いつもあなたを相談相手には出来ない。」
「それは気にしなくていいよ。
小夜子の相談相手には慣れてるし。^^」
「何もかも吐き出したくなる時があるの。」
「俺に吐いてくれたらいいから。^^」
「そのうちきっと
あなたは私を
抱え切れなくなると思う。」
「それは…わからないけど。」
「都合のいい関係だよね。私達は…」
「都合がいいって
あまり聞こえがいいとは思わないけど?」
「聞こえは良くないけど、
適当な形容詞が浮かばない。」
淀んだ空気が二人の間を流れて、
溜息のような言葉が繰り返されていました。
失望した声で
あなたが言いました。
「俺は小夜子のカラダ目当てだってこと?」
あなたの唐突な質問に、
不意に可笑しくなる私。
いつのまにか声に出して笑っていました。
「どうしたんだよ。(苦笑)」
「だって…(笑)」
「謎だ。(笑)」
「もし、そうなら嬉しい。(笑)」
「ますます謎。(笑)」
「好きならね。私の身体。(笑)」
頑なだった私の心が
他愛のないあなたとの会話で
溶けていきます。
日常の中の
ほんの小さなきっかけで、
私はまた
笑顔を取り戻すことが出来ました。
小夜子
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