Love Letters
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2004年06月14日(月) カラダ目当て


 どんなに落ち込んでいても

 人はお腹が空きます。


 ついさっきまで食欲もなかったのに、

 すぐにまた

 美味しいものを美味しいと

 感じられるようになるのです。


 子供達の無邪気な冗談を聞けば、

 泣きはらしていた瞳にも

 笑みが零れます。



 数日前のあなたとの会話。

 塞ぎ込んでいた私と

 そんな私の心を解きほぐそうとしていたあなた。


 
 「やっぱり私には誰かが必要。」


 「俺に相談すればいいよ。」


 「いつもあなたを相談相手には出来ない。」


 「それは気にしなくていいよ。

  小夜子の相談相手には慣れてるし。^^」


 「何もかも吐き出したくなる時があるの。」


 「俺に吐いてくれたらいいから。^^」


 「そのうちきっと

  あなたは私を

  抱え切れなくなると思う。」


 「それは…わからないけど。」


 「都合のいい関係だよね。私達は…」


 「都合がいいって

  あまり聞こえがいいとは思わないけど?」


 「聞こえは良くないけど、

  適当な形容詞が浮かばない。」


 淀んだ空気が二人の間を流れて、

 溜息のような言葉が繰り返されていました。


 失望した声で

 あなたが言いました。


 「俺は小夜子のカラダ目当てだってこと?」


 あなたの唐突な質問に、

 不意に可笑しくなる私。

 いつのまにか声に出して笑っていました。


 「どうしたんだよ。(苦笑)」


 「だって…(笑)」


 「謎だ。(笑)」


 「もし、そうなら嬉しい。(笑)」


 「ますます謎。(笑)」


 「好きならね。私の身体。(笑)」




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 頑なだった私の心が

 他愛のないあなたとの会話で

 溶けていきます。



 日常の中の

 ほんの小さなきっかけで、

 私はまた

 笑顔を取り戻すことが出来ました。



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小夜子

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