Love Letters
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2003年12月02日(火) 消したい記憶


 ちょっとやそっとでは

 超えることが出来ないような

 悲しみの山を

 いくつか超えたから、

 少しくらいの痛みなら

 びくともしない私の心。



 それでも

 時々、

 封印されたはずの記憶が

 フラッシュバックされて

 蘇るのです。



 そんな時、

 私の気持ちは

 ドドーンと

 どこまでも落ち込んでしまいます。




 「忘れましょう。」


 あなたは優しくそう言ってくれるけれど、

 それらの悲しみは全て

 現在の私に

 宿命みたいに纏わりついているものだから、

 完全に記憶から追い出すことは出来そうにもないのです。






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 あなたに

 あと何百回、何千回抱かれたら、

 身体に染みついたこの記憶を

 消し去ることが出来るのでしょうか。



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小夜子

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