Love Letters
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今週になってすぐ
ルナが始まりました。
不思議といつもそうなのです。
あなたとのデートの数日後に
予定日より早いルナが始まります。
先週の土曜日、
私は、
ルナが近いことを予感していました。
少し情緒不安定になったり、
胸が張って熱を帯びたり、
一日中眠くてたまらなかったり…
金曜日あたりから、
いつもの兆候がみられたからです。
「小夜子がそんな風に言っちゃ駄目だよ。
こっちだって我慢してるんだから。」
あなたは、
優しく諭すように
私に言いました。
私達は、
一度、私の生理が二週間近く遅れた時に、
今の状況で二人の子供は望めない以上、
避妊はきちんとしようという話をしました。
それなのに
土曜の夜、
あなたと繋がろうとしていた
あの瞬間、
私はあなたのことを
強く強く求めていて、
あなたをそのまま受け入れたくて、
胸の奥に閉じ込めていた禁句を
口走ってしまいました。
私は、
あなたと肌を重ねながら、
激しい感情が
通り過ぎていくのを
待ちました。
やがて、
潮が引くように欲望は遠のき、
一度口にしたその言葉は、
再び
私の胸の奥に隠されて
小さな鍵がかけられました。
小夜子
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