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2005年01月04日(火)
向田邦子ドラマ「冬の運動会」

向田邦子ドラマ「冬の運動会」
僕は、向田邦子のドラマは、自然と必ず見てしまうのです。もう昔から・・・毎年、お盆か、年末か年始には、TBSで放送されてきた。昨年も正月に、向田邦子の自伝ドラマ「恋文」が放送されて、いまでもそのストーリーは印象深く残ってる。山口智子が久々のドラマ主演だったしね。向田さんの作品って、教科書にも載っていたし、小さい頃からドラマ見てて、その独特の凛とした世界にふっと引き込まれるのがいつも不思議に思ってしまう。いくつかの作品は本で本で読んだしね。根本には、「家族」「戦争」が描かれている。古きよき日本の家族を描ける少ない放送作家ってイメージです。向田邦子さんって。惜しくも飛行機事故でなくなられたけれど。

今年は、めずらしく「日テレ」で放送された。「冬の運動会」うまく、現代の設定にして作られていたという印象が強かったです。辛口のホームドラマなのだけど、それぞれの登場人物の描写がきちんとされてたから、じんわりと入り込んだドラマでした。フィルムの映像っていうのも、最近めずらしいよね。岡田くんとハセキョー。いやぁ、ぴったりはまってたと思うよ。それ以上に、あの靴屋の柴田さんと井川さん。ほんとにあったかい、いい人ですよねぇ。その靴屋さんが、ドラマの最後で、何の前触れもなく、店をたたんで消えてしまったことが、見てる僕もショックだった。僕も、20歳過ぎのころ、岡田君と同じような感じだったなぁ。なんか社会の冷たい世界に入り込めなかったし、やさしさとか、こころとか、そういうがとても大切に思えてた。奇麗事ばかり追い求めてたってことだね。きっと、ハセキョーのような女性と出会うと、すぐ傾倒しちゃっただろうし。いまでもそうかな(笑)みんななにかヒミツを持ってる。それが露呈した時、辛いけれど、現実的な本当の答えを出さざるをえなくなる。その時、きちんと自分の中で、立ち直れるか、吹っ切れるか、何かを犠牲にしても、自分を貫けるか・・・そういうことって、人生に幾度かあると思うよ。だからこそ、自分っていうものをきちんと持たなくちゃいけないよね。

なんて、堅いことを書いたけれど、いいドラマでした。
あと、マッキーの「ANSWER」が主題歌だったのが、一番意外でびっくりしたよ。でも、不思議とドラマとあってた。

「春の強い風も 夏の暑さも
秋の寂しさも 冬の寒さも
2人でなら 歩いて行けるさ」

このフレーズ、昔から好きだった・・・せつないこのドラマに妙にあってた。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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