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2004年09月10日(金)
一青想(ひとおもい)

朝一番で病院へ行きました。かなり調子が悪かったし、眠れないものあいまって。
病院自体へ行くのは、久しぶりでした。(人のお見舞いならば毎月行ってるけれど)また、暗〜いトンネルに入ってしまうのか?みたいな重い気持ちです。病院ってね。
これで、体調が落ち着けばいけばいいのですが・・・

夜の帰宅途中、寒いくらいの涼しさ、鈴虫の音、冷たい風、雲の立ちこめた、いまにも泣きそうな空、誰もいない通り・・・凄く憂鬱になりました。(写真日記参照)
「ことしの冬も、ひとりなんだな」
改めて現状を認識して、ため息ひとつ。
〜ため息つくと幸せが逃げるよ〜高校のころ、ある人からよく言われた言葉。10年経て、また同じようにため息ついてる。成長がないんだなって、苦笑。

二つの自分があって、一つは人に弱みを全く見せず、人のことばかり気にして、元気で笑顔の人格。そしてもう一つは、静かで寂しく、孤独感にさいなまれてる。
いったいどちらが本当の自分?と、いつも問いかける。
ことに、人との付き合いの中で、そういう自分に苦悩する。本当に理解されにくい人間です。ただ、強がってでも、前者の自分でみんなと押し通してるから、たくさんの知人が出来る反面、本当に人とわかりあえる関係が作れない。後者の自分でいたとすれば、人とはだれとも親しくなれない。そのバランスが崩れると、人から見離される。自分自身にやるせなくなる時があった・・・最近そういう自分に疲れていますわ。誰かに弱さを受け止めてほしいのにね。
いつも別れを経験してから、そのことに自己嫌悪するのです。ホントノジブンを見せていなかったから・・・ってね。人のことばかり気をつかってばかりで、自分はなにも残らなかったと。
あぁ、また愚痴っぽくなったので、話を変えます。いつもすいません(涙)


〜「一青想」一青窈〜
おすすめCD紹介第3弾。いま手元にあります。
凄くいいです!!ファーストアルバム「月天心」よりも数倍好きだな。
かなり親しみやすい曲が揃ってるから。
歌詞カードの手書きの詩をゆっくり読んでみる。凄く懐かしい言葉が沢山でてくるし、テンポのいい言葉遊び的な詩がおもしろい

「さらさらいや、手のなるほうへ さらさらいや、おいでおいで」
「手々と、てとてとしゃん けれどもっとてとしゃん」

といった感じでね。童謡っぽい気もするけれど。アルバム全体は、すごく落ち着いた雰囲気で構成されてる気がしました。「江戸ポルカ」はシングルでリリースされた時から好きな曲でした。昭和歌謡的なメロディーがいま聴くと新鮮です。彼女の大きな眼と口?で熱唱する表情も好きです。



失ってはじめて気付くことも あるけれど

もうもとには戻れない

だいじょうぶ。ダイジョウブ。大家(ダーシャ)

あなたのために、こんなに、ほら・・・泣く人がいる

                ダーシャ〜一青窈

〜世界の中心で、愛をさけぶの最終回〜
1時間、涙ウルウル状態でした。
最後の現在の場面で、アキのお父さん(三浦友和)がサク(緒方直人)に
「よく頑張ったな・・・もうじゅうぶんだ」
って、はじめて、サクに感謝の言葉を伝えたとき、すごく泣けてしまったよ。
(17年間、サクが白血病で亡くなったアキのことを忘れずに、ずっと思い続け、そして、病理士になったことを含めて、もういいから、安心して自分の人生を歩めということが、この言葉に凝縮されてるのでしょう)

ここまでピュアな恋愛って、僕は凄く共感してしまいます。
いい大人なのにね(笑)
小説とドラマ、映画、それぞれに、独自のよさがあったと思いますが。


また、嫌な週末がやってくる。一人で過ごすから、憂鬱になってしまう。時間がすごく長く感じる。秋だから余計だね。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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