Land of Riches


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 2022年09月08日(木)   常套手段 

8/20に出たあやかし譚の約半月後か…と随分先に感じていた日本号つれづれ酒の1巻、
遂に発売日を迎えてしまいました。大っぴらには告知されていなかったのですが、
twitter情報でアニメイトのみ描きおろしの4pリーフレットがつくと知り、
退社後に秋葉原まで行きました。残業後に買えるメイトなんて21時までやってる
秋葉原ぐらいなんですよ…最近の秋葉原はメイドさんが道にいすぎて少し気味悪いんですが。
(ついでに2軒隣のとうらぶストアで長谷部&薬研の跪坐ブロマイドも購入)

あやかし譚とつれづれ酒は全く毛色が違う箇所でweb連載されていたのに
作家さんも帯もお互いをCMしてて何故かと思いきや、ゼノンコミックスを出している
コアミックスとニチブンコミックスを出している日本文芸社の親会社メディアドゥが
提携しているらしい、と今wikipediaで調べました。出版関係は昨今の衰退もあって
資本関係やら協力関係が複雑で、素人には非常に分かりにくいですね…。

一般的にアプリの審査はAppleが厳しいとされていますが、つれづれ酒が連載されている
マンガTOPは不思議なことにgoogleで審査が通らず、今年5月頃からストアより
消滅している謎展開。読みたい時だけインストールすればいいやと考えていた私は
三日月が古酒を持ち出す話以降、読めておらず、単行本は半分以上ほぼ初見でした。

マンガTOP自体、課金で黒塗りがいじれたりという女子には縁遠そうな機能があったり、
なんでこのアプリで劇画調のとうらぶコミカライズが(単に時代劇風の劇画であれば
以前コミック乱でも散発的に載ってましたけど)連載されているのかも謎過ぎます。

作品自体は部隊が快勝して帰還する→メンタルを崩す(程度差あり)男士が現れる→
日本号が蘊蓄と料理で励ます→みんなであははははと笑いながら呑む…の
黄金パターンを1話10pで繰り返す紋切り型時代劇。漫画の単行本は150pないと
出せないと調べたことがあって、1年以上続いても出せるか分からない作品で、
随分ひやひやしていたので、単行本化までこぎつけてくれて本当に嬉しかったです。

たくさん本丸はありますが、昼から呑む日本号を止めず、むしろ自らスッポンをさばき
がめ煮(つれづれ酒本丸の長谷部は福岡の料理にうるさい。クッキングパパとの
共通風土を指摘する感想あり)を繰り出してきて昼間から呑む長谷部はここぐらいでしょう。

庭に卓を出してみんなで呑む本丸は花丸もそうなんですけど、花丸本丸が平屋なのに対し、
同じく広大な敷地を有するつれづれ酒本丸の建物は重層と、強大な実力を感じさせます。
負けて帰ってきたことも無さそうですし、三日月が報連相するタイプなのも凄いですね。
メディアミックス最強本丸を争う一角で間違いないでしょう。

2023年2巻発売が告知されていたので、まだまだ連載は続きそう。楽しみです!

2022.9.11 wrote


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