Land of Riches


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 2022年09月04日(日)   唯一解 

今は和田雅成さんのオフィシャルサイト会員ではない(威張ることではない)のですが、
ゲストを招いた関係で一般販売もあったバースデーイベントに当選して参加できました。
さすがに実質最後列(左右の端ブロックではもう1列後ろもあった)でしたけど。

1部に佐藤流司さん、3部に武子直輝さんを呼び、2部はゲストなし。
私が参加したのはその2部です。気心知れた宮下さんと“味方”しかいない場でしか
できないざっくらばんとしたトークが展開されました。アカペラカラオケもありましたね。
(和田さんはエゴサを物凄くやるみたいで敵味方を分類しがちなタイプ)

今でこそ事務所の後輩となって年長ながらいじり倒している宮下さんですが、
初対面は悲伝の京都公演を黒甲冑CVの富田翔さんと一緒に観劇した時で、
当時の悲伝カンパニーにあまり知り合いのいなかった宮下さんは食事でも浮いてたとか。
その後、いろいろあって事務所も移ってきて現在の関係になるという。

安里さんや井澤さんの話があったり、F6の止まってしまった時間は果たして
もう一度動き出すことがあるのか…とおそ松未履修ながら思ってしまいました。

今回の会場は昔とうらぶスタンプラリーで訪れたモールのそばにあるホテルの大ホール。
昨年のりんたこバーイベが似たような感じながら『縦長』の会場だったのに対し、
今回は『横長』で、和田さんも意識的に板の両端まで移動したりしてました。

一般販売もあり、かつコロナ禍なのもあるんでしょうが、このイベント、
事前にtwitterパブサしてもチケット譲渡のツイートがめちゃくちゃ出てきたんです。
条件に席番をつける人もいて、100番台なら前方…というファンの邪心を
薄めるために横長にしたのかな、と邪推したりしてしまいました。

何より今回本人確認があったんですよ。2.5次元舞台の本人確認予告は
言い方悪いですが脅しに過ぎず、実施されるケースは刀ステのリリイベしか
経験なかったんですけど、2週連続できっちりやられて、会場にも案の定、
空席(私の左隣も空席で、荷物置いちゃってました)がありまして。
本人確認はきちんとやってほしい派ですが、ロビーで入れずに佇む4人組がいたり、
チケット譲渡がまかり通っているのが今の2.5次元界隈なのだと改めて感じました。
(私も慈伝で譲って頂いたチケットで入りましたから偉そうには言えないのですが)

お見送りはステージ脇のビニール越しで発声NGの一人約2秒。昨年のカレイベでは
話すことができたとtwitterで見たので、COVID感染状況は悪化していると言えるでしょう。
こんなこともあろうかと持参したノートにAD-LIVEの感想を書いて見せたら、
ちゃんと目線を動かして読んでるよアピールをしてくれました。嬉しかったです。
(基本的にはお見送りにはこちらがしたアクションを返す…指ハートには指ハート、
お手振りにはお手振り、投げキスには投げキスという感じだったようです)


急いで帰宅して、舞台漆黒天の大楽配信を見ました。最初数分間に合わず。
生観劇は公演中止で叶わず、配信もタイミングがなかなか合わなかった作品。
荒木さんの二役ゆえの繰り返される早着替え、キャスト皆さんの鮮やかな殺陣。
大楽配信は前楽と違ってキャストコメントもなかったので、改めてアフト付きだった
無くなってしまった公演を惜しく感じました。長身過ぎて梅津さんと殺陣していると
脳がバグりそうになる加藤大悟さん演じる陰間、強烈でした。
梅津さんも梅津さんでブロマンス?BL?という役どころでしたが。

道場師範の陽ノ介と日陰党の頭領・旭太郎は生まれながらにして運命を分かたれた双子。
旭太郎は光を羨むばかり、自分は陽ノ介だと思い込み始めて仲間を傷つけ、
一方の陽ノ介は自分を見間違えないと言っていた妻や盟友が結果として
正しく見分けられなかったことから己は旭太郎だと錯乱していきます。

つまり、後日譚である映画で登場した名無しは旭太郎…と錯覚した陽ノ介だったわけです。
これに冒頭、瞬殺されてしまう梅津さん演じる親友とは一体…やるせないです。

これが末満さんの趣味に走ったオリジナルなのかと戦慄を覚える深い作品でした。

2022.9.12 wrote


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