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Land of Riches
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| 2021年11月07日(日) |
forget about time |
SCRAP出版の新作を2週続けて買いました。『Four Eyes』はノベル形式で、 松戸のとある書店では文芸のハードカバー新作と並べて平積みになっていて ビックリしました。いくらミステリー作家が帯で称賛しててもダメでしょ(笑)
最後まで読むとタイトルもネタバレになっているのが分かり、 執筆には相当苦労しただろうと察せられますが、そんなに楽しめませんでした。 (ライティングの哲学に“執筆→筆に執着する”とあったのを思い出しました)
翌週出た『イラスト謎解きパズル』はSCRAP出版でよくあるたくさんの謎を解き続け、 ラストに小謎を使った大謎が来るパターンの本。ラストに凄いことが起こる、と 銘打っているだけあって、最後の図画工作は大阪メトロ謎歩きで体験した 驚きの立体物製作を超えた、確かに物凄いものを作る過程となりました。 これは見本動画を公開してまででも作らせようとするのも納得です。
何より、小謎が18あるんですが、これを解き続けるのが楽しくて(ダジャレ問題除く) 土曜の夜は3時半まで夜更かし、日曜もパンをつまんだだけで16時過ぎまで 寝食忘れた状態で熱中してしまいました。ここまで何かにのめりこんだの久しぶりです。 夢中になってなかなかの時刻まで夜更かししたの虚伝初演の円盤見た時以来かも。
それなりに長く生きてきて、大抵の出来事に新鮮味を感じられず、 もう何かに熱中するなんてないのかも…と思っていたのに。 そんな状態に陥ったこと自体も嬉しかったです。
2021.11.10 wrote
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