橋本裕の日記
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2005年11月06日(日) 過食をつつしむ

 先日、近くのユニクロでジーパンを買った。店員さんに腰回りをはかってもらったら、82センチとのこと。この4月には96センチでもきつかったから驚きである。30年前の体形に逆戻りだ。なんとなく一気に若返ったようでうれしい。

 体重は68キロを超えていたのが、いまは62キロを割り込んでいる。夏休みに夕食を抜いて1日2食にしたとき大幅に減ったが、その後も土日はなるべく夕食を抜き、ふつうの日でも夕食は半分以下にしている。これによってじりじりと体重がさがってきた。

 身長×身長×21=理想の体重

 という式に私の身長をあてはめると、約60キロになる。あと少しで理想体重に到達できるわけだ。今年中には理想体重を実現したいと思っている。

 現在、月〜金曜日の夕食は学校で給食を食べているが、これは御飯は食べずに、野菜や穀類を中心に少したべている。このあと明くる日の7時まで、約13時間は水以外は胃袋に入れない。もちろん間食は一切しない。

 朝4時前に起きて、2時間ほどかけて日記を書き、6時頃から散歩をはじめる。少し前まではこれが私の日課だったが、散歩をしていても空腹感を感じることはなかった。むしろ朝起きて頭も良く回転するし、散歩の足取りもずいぶん軽かった。(最近は9時頃から歩いている。寒いからね)

「腹が減ってはいくさができない」という諺があるが、あれは医学的には間違いらしい。動物は食べた後は活動しない。ライオンでも狩りをするのは空腹なときで、胃や腸の中に食物がある間は寝そべってぼんやりしている。

 人間も動物だから、体や頭がよく働くのは胃袋が空っぽのときである。昔のお百姓さんはこのことを知っていて、「朝飯前」に働いた。私の場合も、生産性があがるのは朝食前の数時間である。

 体重が減ったお陰で、体が軽くなり、山登りができるようになった。持久力もついてきたように思う。しかし、何と言ってもいちばん有り難いのは、かっては180を超えていた血圧が劇的に下がったことである。

 当初、血圧が下がっていたのに血圧硬化剤を飲んでいた。病院で測ったとき上が120そこそこしかないのに、医者はあいかわらず薬を出し続け、私はその医者のいう通りに律儀に薬をのみ続けた。

 その結果どうなったかというと、血圧が薬で異常に下がって血行の流れが遅くなり、脳の小さな血管にゴミがつまって流れなくなった。つまり脳梗塞が生じたわけだ。このため、頭痛が続いたあげく、ものが二重になって見えるという視力障害に見舞われ、一週間も病院に通って様々な検査をよぎなくされたわけだ。

 原因がわかったので、すぐに血圧降下剤をのむのを止めて、もう1ヶ月以上飲んでいないが、血圧は安定している。これで薬からも病院通いからも解放された。毎月の高血圧の薬代が必要なくなり、その分、おいしいものが食べれそうである。おっと、食べ過ぎないようにしなくてはね。


橋本裕 |MAILHomePage

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