橋本裕の日記
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2004年11月21日(日) 高野山の旅

 1泊2日で高野山へ行って来た。高野山までの南海電鉄の車窓の風景がよかった。眼下に秋の色に染まった野山や民家が見下ろされ、陽射しに輝いているありさまが美しかった。

 高野山では奥の院の参道の杉がすばらしかった。巨大な杉並木の両側に、戦国武将や大名の墓が並んでいたが、明智光秀と織田信長の墓がわりと近くにあったり、法然上人や親鸞上人など、宗派の違う人々の墓があったりして、いまさらながら空海という人の包容力の大きさに打たれた。

 宿坊では、精進料理を食べ、湯に浸かって、同行の4人でいろいろ語り合い、旧交を温め合った。宿坊らしく朝の6時から1時間ほど本堂で勤行があり、私たちも僧達の読経の声に耳を傾け、焼香をした。少し寒かったが、心が改まった。

 「万葉の旅」も今年で5年目になるが、まるで面識のなかった者達が、こうしてインターネットをとおして知り合い、一緒に旅をするのも何かの縁である。「来年は韓国にしようか」などと、気の早い会話も交わされ、最後は大阪の難波で再開を約して分かれた。

 高野山から約二時間で大都会の人混みのなかである。そこから北さんと二人で近鉄電車に乗り、難波で買った名物の肉まんに舌包みを打ちながら名古屋に帰ってきた。高野山の霊気に触れて、いささか精気を取り戻した。明日からまた仕事をがんばりたい。


橋本裕 |MAILHomePage

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