橋本裕の日記
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| 2004年05月15日(土) |
ボスが支配するサルの社会 |
いま、二人の男が争っているとする。このとき、あなたならどうするか。次の二つの選択肢のなかから選んでみて下さい。
�[呂龍�い方に加勢して、弱い奴に「強い奴に従え」という。 �⇔呂亮紊な�に加勢して、強い奴に「弱いものいじめはよせ」という。
京都大学教授で人類学者の山極寿一(やまぎわじゅいち)さんは、1月16日付けの朝日新聞に、「類人猿に学ぶ。身体で修得する平等社会」と題してこう書いている。
<類人猿に比べて人間と遠縁のニホンザルは。優劣関係を忠実に守って行動している。強いサルに攻撃されると、よく自分より弱いサルを攻撃する。けんかが起これば、強方に加勢する。優劣関係に従えば反撃されない。勝者をつくることがけんかを収める最適な方法なのだ。劣位のサルは優位なサルの視線を常に気にして暮らす。つまりサルたちは、不平等を顕在化させることによって共存を可能にしているのである。
ところが、より人に近いゴリラやチンパンジーは、あいさつや遊びの際に弱い方が強い方をじっと見つめることがある。第三者が喧嘩を仲裁する際や、食物の分配を要求する際にも見られる。仲裁者は弱い方に加勢し、食物分配は弱い方から行われる。・・・サルとは逆に類人猿は、力を持つ者の抑制によって共存を可能にする傾向があるのだ。
サルのような弱者への圧迫か、類人猿のような強者の自制か。さて、現在の人間の行動はどちらに近いのだろうか>
秩序や平和を作り出す戦術として、サルと類人猿は対照的な方法を選んだ。力の強いボスの支配する弱肉強食のサル社会と、弱者をも尊重する類人猿の平等社会。人間の社会でもこうした二つのタイプが考えられそうだ。
アメリカが一極支配するパクスアメリカーナの世界はサル型社会といえる。そういえば、ブッシュの顔はサルに似ている。小泉さんは強者におもねるお追従サルというところだろうか。
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