橋本裕の日記
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2004年04月09日(金) 散る桜

 新学期が始まり、慌ただしい日々が続いている。今年は3年生の担任になった。じつは、3年生の担任は3年連続である。もう5年連続で担任を続けていたので、副担で一休みしたかったが、なかなかそうもいかない。

 じつは、このところ血圧がまた上がりだした。毎朝血圧降下剤を飲んでいるが、それでも下が100を軽く超えている。上は170を超えるときもある。血圧が高くなっているということは、体がそれだけ無理をしてがんばっているということだ。

 今日は部活のテニスの顧問会議のため午後から出張である。そして来週からはいよいよ公式試合が始まり、団体戦、シングルス個人戦、ダブルス個人戦と続く。連休がほとんどつぶれて、とうぶん休日がなくなるわけで、毎年のことだが、私のように読書や旅行が大好きな人間にはこれもつらいところだ。

 しかし、今年のモットーは「学校をたのしむ」「人生をたのしむ」ということだから、「忙中閑あり」の精神で、何事もポジティブに考えることにしよう。おりしも、今通勤路の木曽川堤の桜の美しい季節である。盛りは過ぎたが、「花はさかりのみ」見るものではない。とくに日本人は古来から、散る桜の美しさを愛でてきた。万葉集から一首ひいておこう。

 あしひきの山のま照らす桜花
 この春雨に散りぬらむかも  (巻10−1864)

 さて、忙中閑ありの精神で、この忙しいときに、こんな詩を書いてみた。それにしても、詩を書いたのは何年ぶりだろうか。

  波の子守歌

 桜のはなびらとなって
 波のように漂っていく
 あなたの微笑みのうえを
 どこまでも静かに、
 遠く・・・

 そして、ひっそりとした
 人気のない浜辺にうち寄せるのだ
 夕暮れの光りがたわむれをやめて
 木の葉が風の中で寝静まるころ

 うち寄せた波は
 花びらを残して
 返っていく

 あおじろい海のなかへ
 あなたの夢の中へと

(イラクの情況がたいへんなことになっている。米軍はとうとうモスクをミサイル攻撃し、シーア派までも敵に回そうとしている。そして昨日、日本人3人が武装勢力に捉えられた。「3日以内に自衛隊を撤退させなければ、3人を燃やす」と言っているようだ。3人の人質が無事解放されることを願っている)


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