橋本裕の日記
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2004年01月05日(月) 金沢への旅

 今日は「初秋」を書く日なのだが、起床が6時過ぎになってしまった。加えて、学校にいかなければならないので、ゆっくり日記を書いている余裕はない。小説の執筆は明日にまわすこことにしよう。

 起きるのが遅くなった原因は昨日の旅の疲れかもしれない。青春切符を使って金沢まで日帰りで行って来たが、その日程を少し紹介すると、こんなふうだった。

 7:49 木曽川発、米原で乗り換えて、10:50福井着。ここで早い昼食。
 11:32福井発。12:51金沢着。

 金沢駅からバスに乗り、兼六園へ言った。石川門をくぐり、もと金沢大学のあった城趾公園を散策。そこから、学生時代に下宿していた卯辰山の麓のお寺(慈雲寺)まで歩く。途中、昔遊郭のあった「おひがし」の街並みを見物。お寺で住職と再会。御神酒をいただきながら、歓談。退出して、浅野川を歩き、尾張町のバス停へ。金沢駅の近くのホテルでコーヒーを飲み、駅弁を買う。

 16:57 金沢発。途中、敦賀、米原、大垣、岐阜で乗り換えて、21:33に木曽川駅についた。家に帰ったのは10時に近かった。就寝は11時頃。

 11時に寝て6時に起きるというのは私には異常である。これまでは12時に寝ても、4時には起きていた。やはり旅の疲れかも知れない。例によって、車中は移動書斎のようなもので、本を一冊読んだ。澤地久枝さんの「自決、心の法廷」(NHKライブラリー)で終戦後、妻と小学生の二人の子供を道連れに自殺した軍人の一生の軌跡を描いた本だ。これについてはまた、別の日にしっかり書きたい。最後に、旅で詠んだ短歌を並べておく。

 学舎はあとかたもなしみとせぶり佇む我に古松なつかし

 堀端にたたずむ我に鳩が来て小首をかしぐ物問いたげに

 物理科の乙女の家は古びたり表札はなしその前を過ぐ

 砂時計かえしてみても「好きだよと」言えぬ思いは今も変わらず

 金沢の色街あはれ浅野川あるけば想う遠き日のこと

 東湯の暖簾なつかし雪中を通う日もあり湯上がりの道

 色街の近くの寺の山門はむかし変わらず我を迎えり

 ひさかたに訪ねてみれば住職は身内の如く我の名を呼ぶ

 住職のすすめる御神酒はうまし茶を飲めば茶も又うまし

 友二人ともに暮らせりその庫裡の畳に立てば障子戸白し


橋本裕 |MAILHomePage

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