土曜日の帰り道 特に何も考えずにぼーっとしてバスに乗っていた バスが信号で止まって、横断歩道を渡る人々 その中に、犬の散歩中の人がいた
散歩していた犬はミニチュアダックス 飼い主の足元を、まさに、跳ねるように、うきうきと歩いていた もう、なんというか、言葉にできないのだけれど 本当に、嬉しそうなんだ 身体中で、喜びを表現しているって、ああいうものなんだなって感じ
人って、特に大人になると喜びを表現することがなくなってくるだろ 特別に嬉しいことがあったとか、本当に些細なことでは、嬉しくてもそれを顔に出したりしなかったり
だけれど、その犬は、飼い主を見上げて、跳ねるように歩いて、また飼い主を見上げて、嬉しそうに歩くんだ 散歩はきっとあの犬にとって相当嬉しいことなのだろう あれこれ悩むこととかなくて、とにかく嬉しい、だから嬉しそうに見えてしまう そして、嬉しそうな犬を見たら俺もなんだか嬉しくなった 幸せは広がってゆくものなんだと実感 写真があったらよかったかと思ったのだが、写真とか必要ない世界で生きている犬だからこそ、幸せを幸せと感じられるのかもしれない
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