ある晴れた冬晴れの日 ふと・・・おまえが言った言葉
東京はビルばかりだね
見上げれば、天空へ向かわんばかりにビルが連なる 灰色の壁に押しつぶされそうになるのが嫌で・・・ 今度はそのビルに登り・・・見下ろしてみると はるか遠くまで、ビルという生き物が地表を覆う
その間をまるで虫が蠢くように・・・ おもちゃみたいな車が・・・忙しなく動いている そしてそれを眺める、さらにちっぽけな俺がいる・・・
あの晩・・・おまえが言った言葉 あの言葉があるから・・・ 俺は「ちっぽけ」でも生きているんだと思う
どんなに離れていても 東京は・・・ビルばかりでも この空が、おまえのいる場所へつながっていると信じている
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