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2004年12月30日(木) サンバ

マツケンサンバにクリスマスプレゼントを贈ったら、お礼の電話がかかってきた。セントジェームスの、緑と茶のボーダーTをあげた。太った、太った、といつも電話で言うので、T4とT5と迷った末にT5にした。本当はアウターが欲しいと言われたのだけれど、さすがにそんなお金はないです。

「服がこれしかないから、毎日毎日においがつくほど着てるよ」と言うので、「きもいからそんなに着なくていいよ。普通に洗ってよ。でも前みたいにコインランドリーに置き忘れたら呪うから」と脅しておいた。

イギリス取材のお土産に貴金属をもらえるはずだったのに、「CD買いすぎたらお金がなくなってね、ホテルまで歩いて帰ったの〜」と自分の不幸話で言い訳をされる。「イギリスっぽい指輪あげるね」とうやむやにされた。やれやれ。

彼は昔、クリストフ・ルメールやA.P.Cや、ヘルムート・ラングやコスチューム・ナショナルやコム・デ・ギャルソンを着ているかっこいいお兄さんだったのだが、今はすっかり汚い路上の人になってしまった。

ただ、私はけっこう汚い格好の男の人が嫌いではなくて、彼が昔の遺産であるルメールのコートに、壊れたコンバースを合わせていたりすると、とてもいいと思う。A.P.Cのオイルドジャケットが、すっかりオイルがはげてかさかさになってしまっているのも、なかなか趣があると勝手に認めている。髪の毛も、短く清潔に切りそろえているときより、ぼさぼさに伸びて(彼曰く)「かまぼこ」状態で頭に乗っているのが素敵だと思う。素敵だ、なんて書いてしまうなんて、つくづく、自分はだめだなあと反省する。

彼はサークルの幹事長だったので、初めて会ってからは5年以上経つ。彼は昔からずっと、ほかの女の子のことを考えているし、いつも電話はつながらないし、(心がもともとないので)死ぬまで心を開いてくれることはないだろう。それでも、私と彼はたぶんそれなりに仲がいい。優しいからわがままを言っても絶対に怒らないし、けんかをしたこともない。こちらが泣いたら「田中はかわいいね」と言ってくれたり、「ごめんねごめんね」と優しい言葉をかけてくれる。

人はどんどん変わっていくし、人と人の関係がどう変わるかなんて分からないなあといつも感じる。それを希望というのかは知らないが、私が信じていることだ。


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