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2003年08月13日(水) 「笑ってちょっとだけ 好きだと言ってくれ 笑ってちょっとだけ」(曽我部恵一)

私に恋をしているわけでもないのに毎日のように電話をくれる男の子がいて、仕事が終わった後に誰かと話すのはこんなに楽しいものかと思います。今日も一杯やってく?ってそんな気分です。要するに、相手が田舎帰ってて、することなくて、女の子が大好きで、惰性でかけるのに私は気を使わなくて、ということなのだけれど、それはそれでまあ、いい関係なのよ。利害は一致してるんだから。あなたは疑うかもしれないけれど。

昨日は、デジカメのパンフレットの撮影で、芝公園に行きました。東京タワーの夜景を見ながら、荷物の見張りをしました。領収書でデニーズのランチを食べました。

夜がふけたら世間は東京湾大花火大会で、近くでどんどん鳴る花火の音を聞きながら、私はオレンジ色の光を夜空ににじませる東京タワーをじっと見つめていました。媒津かずおの『わたしは信吾』で、東京タワーに月(じゃないか、なんだっけ?)が落ちて、信吾が産まれるシーンはセックス→出産のメタファーだという話をマンガ夜話で聞いたなあなんて考えながら。東京タワー=上にのびるもの=男性の象徴、なんですよ。ああ、博識をばらまいても周りは花火を見に来た浴衣のカップルだらけ。

花火大会というのはきっと、カップルを見て「浴衣着たいな」と思うもので、クリスマスイブというのはきっと、「なんであたしバイトしてんのー」と言うもので、キスやセックスというのはきっと、「町田康に抱かれてえよ」、と憧れるために必要なものでしょう。

私もポップな女の子だから、電池パックの裏に彼氏のプリクラを貼ったり、誕生日に指輪をもらったり、エスカレーターで頭にキスをしたり、そういう決まりごとがあるのは知っています。でも実際にそんなことが自分の身にふりかかったら気持ち悪くていやだ!という自分の面倒くさがりさに気付いてもいるのです。

どうだっていいんだな、実をいえば。だってあなたは優しいし、東京タワーは綺麗だし。辛い時は書けばいいし、あっちの世界ももあるし。一生どうにか死なない程度の思い出くらい、私だって持ってる。


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