この日記のRSSは下記のURLになります。
http://www.enpitu.ne.jp/tool/rdf.cgi?id=6723

2003年07月17日(木) 宇宙百貨に行かなくちゃ。

私は『装苑』くんを愛しているが、最近彼から気持ちが離れているのはその生真面目さ、あまりの頑張り過ぎを「重い」と感じるようになったからである。モードに対する視線があまりにも真直ぐで、べたっと語りが入って、しんどくなることがあるんだよね。

決定的だったのが最新号(8月号)の藤井隆の取材。モードの服を着せられてカメラにけだるい視線を送る藤井に、「可能性無限大」とコピーがついている。可能性無限大だって!その可能性を完全に封じ込め、『装苑』の枠に無理矢理収めたような、見ているこちらが恥ずかしくなるページだった。

人生、洒落でも言わなきゃやってられない。それなのに、「御洒落」するのに頑張って研究してしまうのが『装苑』くんなのだろう。モードのなんたるや、重ね着のバランス、アートへの傾倒(ああ、ここにも”私語り”)。悪い事じゃない。生真面目なのはいい事だし、時には本気を出さないと誰も認めてくれない。彼は私と似ている。重いのは、近親憎悪の一種だって分かってじゃいるけれど・・・。

そんなもやもやの日々に、ひとつの素敵な出会いがあった。ふとしたきっかけだった。『マー関口ロック画集』さん!彼は凄い。オトナなのです。

「ロック」という、なんとも暑苦しく、皆が鼻息荒く語ってしまう題材から、力みという力み、気負いという気負いをすべて抜いてしまったのだから。ヤク中のボビー・ギレスビーをかたつむりやカブトムシにし、日常生活に潜むダークサイドを繊細な音で暴き出すトム・ヨークにタマちゃんギターを持たせる。

ふざけている。ロックへの冒涜だ。『装苑』くんが殴り込みにいきそうだ。それなのに、どうしたことだろう。御本人はいたって真面目なのだ。カブトムシになったのに、それでもボビーはシャウトしている。ミックジャガーは、「タマちゃん」Tシャツを着て、表紙を飾ってしまった。

こういうのを、御洒落というのではないかしら、と私は思う。軽さがある。笑いがある。そしてその先に、「無限の可能性」が見えるのだ。こうして真面目にまとめた文章に、私はマーさんのイラストを添えておこう。不思議だ。頑張って書いた文章が、全てバカにされている気になるんだ。人生なんて冗談だぜ、へへい、(鼻血じゃなくて)鼻水をたらしながら、アンドリューW.Kが言った。

今日の気になる一冊

これ買った!一冊はまた書きます。


 < 過去  INDEX  未来 >


バナナカレーログ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加