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■ ツリーの準備
うちの会社のビルの一角で、今年もクリスマス・ツリーの準備が始まっている。今年はシンプルなツリーになりそう…。まだ全貌は明らかではないけれど。
きょうはいま手掛けている新しいカタログのプレゼンがあった。ガイジンのシャチョーに私の上司が英語でプレゼンテーション。シャチョーともう一人以外全員日本人だけど、みんな英語で話してる。私たちが細かく神経使ったカタログのコンセプトや誌面づくりといった肝心のところは説明も論議もないまま終わる。仕方ないか。なんとなく外国文化に支配されている気分であまり居心地よくない。外資なんだから仕方ないけど。もし外国の軍隊とかが自分の町を我が物顔で闊歩してたり、文化遺産をブチ壊してたり、まして市民を傷つけてたりしたら、どんなに大義名分があっても、やはりとってもイヤだ。政治的な世界はムズカシイけど。 私は自分にとって大切な文化を守りたいし、伝えたい。その気持ちが強くなればなるほど、相手の文化にも敬意を払う気持ちが湧いてくる。奏楽の少年部の子供たちも、ドイツ遠征などでそんな気持を自覚したと思うが、その気持を忘れず成長して欲しいものだ…。 幼い頃、若草物語や赤毛のアンやあしながおじさん、といった本が大好きで、クリスマスはそれらの主人公の気分になれる特別な日だった。欧米文化への憧れの気持でクリスマス・ツリーを眺め、ケーキを食べた。が、いまは、昔ながらの伝統行事や慣習・衣食住すべてにおいて、日本的なものが遠く得難く、努力を払わなければ得られないものとなっている。大切なものは努力しなければどんどん失われてゆく。 だんだん出来上がってゆく会社のビルの大きなツリーを眺めるのはわくわくする。でも、世の中のお金と興味が注がれるのがツリーだけではダメなんですけど。
2004年11月15日(月)
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