I don't wanna go.(オリコン2位!)&古雑誌に西川ちゃん - 2003年10月15日(水) 〜〜本日のコンテンツ〜〜 前半: GO LAST HEAVEN(ミッシェル) 後半: TAKANORHYTHM(タカノリ) ↑最近長文が多いので念のため…。 いま朝の5時半です(汗 ゆうべは電気つけっぱなしテレビつけっぱなし 化粧落としてコンタクトはずした状態でうたた寝してました〜つдT) いま貧血と睡眠不足で、残業しながら職場で朦朧としてたので本当は休みたいけれど、 9月、無理なライヴ日程と精神的ショックのあまり仕事を遅らせまくったので、 休むわけにはいかないー。 9、10月でツアー13本中6本行ったわけですが。 別に私、ミッシェル遠征チームってわけじゃないんですが… 解散さえしなきゃもっとのんびりしてたのに(号泣 もともと某アーティストでは、1ツアー10本遠征ありは当たり前なので、 そのパワーを注ぎ込んだらこれくらい軽いな(汗)と思いました。 そろそろ奴も安心して見ていられそうなので、他のアーティストにも時間かけようと 思ってたところにこれかい。チバぁ!! 朝から、ダメだ…。めそめそ。 しかし、最近、検索ひっかかりすぎですね(笑 LAST HEAVENのツアーセットリストは、某個人ページあたりにまとめて載ってまっせ。 アベチバで検索してる人は何を求めているの!?(爆 ☆☆昨日の残業中に下書きした日記を掲載☆☆ <I don't wanna go.> 今日は貧血と睡眠不足で職場で何度か気が遠くなりました。 夜20時過ぎてみんな先に帰ってようやく元気になる私。 解散前後から、検索でやたらひっかかるここですが、 それ以外に読んでる人は果たしているのだろうか? もしかしてTちんだけ?笑 いや、いいけどさ。 別にメールとかくれなくていいです。むしろ欲しくないです(笑)。 スタンスは、 さわらないで かまわないで さわらないし かまわない (I've never been you.) でございます。チバのセンス大好きやー。 タイトルも好きや。 ふと気がつくと今年はもう遠征予定がない。 西@東京関係は年末に大量にあるけれど、行く金も気力も無い。 ある意味やっと普通の暮らしに戻れるな…。 ■■■ GO LAST HEAVEN ■■■ 正直、ロッキンのサイトののーやんさんのポエムはどうかと思う(ボソ)。 彼はどうなるんだろ。チバについてくのかな? えー、オリコンウィークリーチャート、2位ですと!? 入荷日が金曜で火曜入荷作品より3日少ないというのに。 3万枚で2位?! 1位が4万枚台だとぉ!?(ちなみにTAK MATSUMOTO featuring.クラキだと。けっ) ……えらい低レベルな週で(あ)。 チャートって、時期によってものすごい激戦の週と、全然エアポケットみたいな週があって、 半分以下の枚数で1位が取れたりするのね。 今週なら曲によっては1位が取れたかもしれないぞ西○ちゃん(笑)。 (ああ、1年以上シングル出てない〜〜) 1位のクラキ、百恵のカバーということでテレビでも大きくとりあげられているが、 こんな枚数でえばるなよー、と思う微妙にチャート好きな私。 解散してトップ3に入るというのもあまり嬉しくないなあ…。 やわらかい、物哀しいギターの調べが聞こえる。 本当にもう見れないなんてまだ実感湧かない……。 日常になかなか復帰できない。 1ヶ月間、1011をターゲットに、この日だけは乗り切ろうと気を張ってきたので…。 どうしよう。 頭の中であの日の歌が聞こえる。 もう映像の中でしか聴くことができない歌が聞こえる。 記憶の中でギターが、ベースが、ドラムが鳴り続ける。 せつないけれど、このままにしておこう。 自然に鳴り止むそのときまで。 *** 幕張、私は特にトラブルにも遭わず、楽しかったし、 ラスト曲でチバがさっさとひっこんだことにも(ああ、らしいな)としか思わなかった。 そもそもあの曲のときは涙がこみあげていて、全然状況が見えてなかったのだ。 スクリーンでなく前のステージを見ていたし、音もたぶんよく聞こえてなかった。 アベのギターの弦が切れたことにも気づかなかったくらいだから。 最後に「今までありがとう」とか言われたらどうしようと思っていたので、 ある意味、いつもどおりに帰ってくれてほっとした…。 いつもどおりでもなかったかな。 演奏の真っ最中にいなくなっちゃったしな。 一説によると、まだそのあとに曲がある予定だったのに、 チバが退場しちゃったとか。ほんとかな? 単なる憶測かもしれないけど…。 そうだとしたら、悲しかったんだろうと思う。 彼はただひとりのバンド結成時のオリジナルメンバーで、13年近くやってきたんだから、 愛着がないわけがないもの。 ブラック・タンバリンなんかはアベの入る前からある曲で、 アベが加入して初めて一緒にライヴしたときはすごく楽しかったみたいだもんな。 そんなバンドもやっぱり終わるんだ、 この世には変わらないものなどないんだな、と無常を感じた…。 一番さみしいのはメンバーのはずだ。 そう思って自分を支えなければ。 毎年、何本も遠征してた子たちは、慣れるのに時間がかかるだろうな。 *** 私の目に映ったLAST HEAVENの風景は美しかった。 ネットでの個人ページや掲示板に溢れる言葉は、 その日が近づくにつれて、明らかにトーンが変わっていった。 「なぜ」「やめないで」という言葉から、 「ありがとう」に。 夜中、PCの画面に溢れる、届くことはないだろう感謝の言葉たち。 会場そばで白い旗を広げ、思い思いにメッセージを寄せ書きするファンたち。 名も知らない人たちが綴る、メンバーへの感謝の言葉に泣いた。 数万人分の1のファンの、世界にただひとつの言葉。 「今までありがとう」「お疲れさま」「これからも元気で」 「ミッシェルを作ってくれてありがとう」 誰かが誰かに贈る、一番美しい言葉だと思った。 私は好きなミュージシャンを追いかけた経験が浅いので、 解散や休止するとき、どこでもこうなるものなのかは知らない。 大事に思っていたものがいなくなるときは、皆、似たような反応をするのかもしれない。 ただ、彼らは、前のツアーのあとでやめることもできたのにそうしないで、 私たちに最後にこの言葉を返す機会をくれた。 それはとても嬉しいことで、彼らなりにファンを思ってくれたのだと感謝している。 どんな事情があったかはわからないし、もしかしたらすぐにやめたいくらい つらかったのかもしれないけれど、 ほんの少し長く私たちと一緒にいてくれたことにありがとうと言いたい。 幕張は終わってしまったけれど、まだ私たちのLAST HEAVENは終わらない。 あそこに行きたくても行けなかった人がフジ721の番組やDVDで 彼らのラストステージを見るまでは。 アベはアンコールのとき笑顔を浮かべていた。 ウエノも笑っていた。 キュウちゃんは始終悲しそうに見えた。 あの人はMステ最終出演のときもつらそうだったな。 チバはクールで、たまに微笑んで、歌詞を間違えたり詰まったり、 最後はどんな顔してたのだろう。 Thank You Rockers. I Love You Baby. 幕張でチバがこう言ったとき、どんな長い感謝の言葉より、ストレートに響いてきた。 終演後にスクリーンに表示されたときは涙が出た。 とても美しい言葉。 この言葉の書かれた缶バッジをいつも持ち歩くカバンにつけた。 あの日の気持ちを忘れないように。 Thank You TMGE. □□□ TAKANORHYTHM □□□ *本日のコンテンツ* ・古雑誌発掘 ・うだうだ BSフジのこんアリの感想もあるんだけど、長くなるからまた別の日に。 モードが切り替わらない…。 こないだ高円寺で古いロッキングオンジャパン誌を買った。 ミッシェルの記事そのものは、オフィシャル本の中に掲載されているのだが、 なんとなく懐かしくなったのだ。 1998年の雑誌を甘酸っぱい思いで眺め、 ほかに何かないかとパラパラめくっていたら、 …なぜかどこかで見た人がこちらを見ている。 霹靂が出た頃のアーティスト写真。しかも白黒で小さい。 あまりに場違いなので一瞬凝視し、そのあと記事の内容を読む。 JAPAN元編集長、山崎洋一郎氏の雑文コーナー?だ。 ミッシェルのファンにとっては、彼が編集長時にJAPANで大プッシュをされ、 各メンバーの3万字インタビューも載せてもらった、 なじみある(恩もある?)編集者さんである。 当時のJAPANは、まじで毎号表紙にミッシェルの名前が載っていたのだよ…。 あのインタビューしにくいチバからなんとか話を聞き出してくる、 なかなか一筋縄ではいかない人という印象だ。 その方がなぜか武道館に当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった(ホント) T.M.Rを見に行ったという。 しかも、招待されていなくて、アンティノスに催促したら ものすごい勢いで驚かれたという(笑)。 「今をときめく250万アーティストに、呼んでももらえないようじゃまだまだである。」ってアンタ…。 そりゃ、普通、JAPANの編集がTMさん見に来るとは思わんて。 過去、T.M.Rのディスクレビューが載ったことあるとは聞いていたが、 ライヴの感想が載ってるとは思わなかったので相当驚いた。 写真もないミニコーナーだから、あまりチェックする人もいなかったのであろう。 私は、クセのあるおっちゃんライターの文章が大好きだ。 近田春夫さん(この人はライターではないが)とか、 市川哲史さんが西川を評した文章は、納得いく部分もいかない部分もあるが、心して読んだ。 音楽知識の幅が広そうで、利害関係が少ない、海千山千のおじさんが、 ある意味特殊な経歴の持ち主である奴を見てどう評するか、興味あるのだ。 山崎氏はこう書いていた。 「僕はTMRってもっとバリバリに踊りが上手くて、トークももっと技のある人だと勝手に思い込んでいた。 でも全然違ったので驚いてしまった。」 私もそうでした。テレビのイメージと違うぞ! 「基本的には踊りというよりもキメのポーズを連発するというパターンの人である。」 確かにそうだ。奴は踊りはあまり上手くない。 振りがあると歌に集中できないようだ。 今みたいに、自由に、心のままに手足を使って表現するのが合ってると思う。 「そしてトークも、練り上げたネタを器用に繰り出すというよりも、 むしろぎこちないくらいの話術でひたすらファンに向けて自分の事を一生懸命に しゃべるだけだった。」 けして流暢に喋るわけじゃない。 その場で突発的に喋るので、内容に一貫性はなく、途中でわけわかんなくなって 「もういいや!」と笑って誤魔化すこと多し。 お笑い的には話の内容はたいしたことないが、口調や雰囲気で笑わせる。 調子が良い日もあれば、乗らない日もある。 それでもできる限り自分の感じたことを自分の言葉で喋ろうとするところが良いのだ。 器用な言葉じゃなくても、気持ちがこもってる方が伝わる。 毎回決まったMCをする人もいるんだって?私はそんなのつまんない。 トークも歌も毎回違うからライヴなんだ。 台本なんていらん。 「歌も下手ではないが異常に上手いわけではない、ただ一時も手を抜かずに一所懸命に歌う。」 歌も、当時は今より荒削りだっただろうし、 このジャンルに限って言えば上手いけれど、もっと幅広いプロからすればまあまあ、て レベルかもしれない。 ただあの声質はある種の人々にはたまらない御馳走で、 (私は今のところあれより好きな声の歌い手さんはいません) 2時間動き回ってライヴをしても声量はほとんど衰えることはない。 横浜アリーナで、あれだけ動き回っても歌えているのにあらためて驚いた。 今は若い頃から歌が上手い人がいっぱいデビューするが、 その人たちが全部大人気かというとそんなことはなくて、 技術にプラスする何か、が大事なんだと思う。 「楽曲も超名曲など一曲もないが、歌謡曲的なツボを突いたスピーディーなアレンジで 快感ボタンを必死に押してくる。」 封印前のT.M.Rは、流行歌として完成されていると思う。 時代を映し、遊び心もあり。 あの頃はあれで良かったのだ。 「そう、特にとり立てて『凄い』ところは1つもないのだ。 なのに視覚的にも聴覚的にも一瞬のゆるみもなく見る者に満足感を与えている。 西川貴教が一生懸命にポーズをつけて歌ってしゃべるだけで、全てが成り立っているのだ。 ファンではない僕のような人でもきっちり満足感を得られる何かを、 西川は特別な必殺技を使わずにその体から放っていた。僕は、『偉い!』と 思わず拍手してしまった。」 「踊りなんか上手くなくてもいい。そんなものが見たけりゃエアロビの大会にでも 行けばいいのだ。あの下腹に手をやってのけぞるポーズに説得力があるかどうか、 それが重要なのだ。」 総じて、山崎氏的には西川はOKだったようで、少しほっとした。 あくまでJ-POPの人としての評価かもしれないが。 (これが自作で、歌謡曲というくくりでなければもっと厳しかったかもしれないが) 別に世の誰もに褒められなくたって自分が楽しければそれでかまわないが、 やっぱり褒められると嬉しいもんだ。 なお、後半ではやはり当時人気だったミッチー王子のショーの感想も書いてある。 ちょうど武道館の1週間前に見たらしい。 (ブレイクした時期、年齢、キャラ的によく比べられる人たちだが、 音楽性も、ライヴのとらえ方も全然違うと思う私である) この人は踊りもできるし演技もやるしトークも流暢。 聞きやすい言葉で論理的に喋る、知的なタイプだ。 演出含めたトータルプロデュース力は相当だと思う。(鑑賞経験アリ) だが山崎氏いわく、コンセプトに頼りすぎの感がある、と。 「その人の説得力さえあればコンセプトなんかもむしろいいかげんぐらいの方が生き生きするし、 もう、なんか、そういう時代だ。」 実際、その後王子をやめてからのミッチーの方が面白いと私も思うのだった。 探すつもりはないのに、こうやって無意識に西川ネタを拾ってしまうことがよくある。 アンテナでも立ってるのかなあ(笑)。 私はこの人のファンを6年ばかりやっている。 なんでこんなに続くのかとたまに思う。 他のアーティスト-たとえばミッシェルや、林檎や、その他たくさん-に 抱いている気持ちとこの人に感じている気持ちは質が違うようだ。 たとえばほかの人に対しては、尊敬するし、共感するし、 もし受け付けない部分があったら適当に見ないで済ませるが、 この人に関しては清濁あわせ飲むというか、 嫌なところまできっちりつきつめてしまいがちなのである…。 また、ほかの人に比べるとメディア登場率が高く、 かつ言葉数が多いせいもあり、誤解もされやすい。 ファンなのに本人のやりたい音楽というものがいまだにわからない。 この6年、けっこう失望したり信じられなくなったりキレたりを繰り返したが、 結局戻ってしまうのはなんなんだろう。 諦めていないのである。 たとえ今はちょっと気に入らなくても、いつかびっくりするような何かを やってくれるのではないかと。 それは世間的な成功とかそういうのではなく、自分の予想を超える何かを やってくれそうで。 そういう夢を見せてくれるのだ。 結局、何年経っても今と変わらない可能性もある。それもアリ。 ただそれは活動全体の話で、ライヴのパフォーマンスのレベルは 一般のJ-POPといわれるものの平均より高いと思うし、 ライヴに強いアーティストと比べても、歌に限ったら負けないと思うし、 ひとたびはまると抜けられない習慣性がある。 なまじライヴの本数が多いだけに、うっかり遠征を始めるとあとがない。 最近ちょっと反省して宿泊遠征は控えることにしたが、いつまで続くやら。 しかも年齢制限・性別制限を設けていない、 オープンな宗教団体(笑)なため、やめどきがなかなか無い。大変だ。 こうやって、ぼちぼちと続いていくんだろうな。 「続いていく」っていいなあ…(ほろほろ)。 兄さんたちとは、もう広い空をバイクで一緒に走っていくことはできない。 ものすごく残念だけど。 でもこの人の旅はひとり、歌える限りは死ぬまで続く。 名前が変わろうが曲が変わろうが本質は同じ。 ご自慢の愛車で、連れてってくれ。 誰も見たことのない世界へ。 …いまから仕事行きたくない…(汗)。 ...
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