久しぶりに寮で長文指導。 この本質を、次世代に受け継ぎたい。
高知でも中津でも、生徒たちには学ぶことの意義について話をしました。 特にこれから人口が劇的に減っていく日本で、 どう生きるのかを考えていかないといけません。
8年後、今より900万人が減ります。 つまり神奈川県の人たちが全員消えることになります。 大阪では18歳が25000人減ります。高3生がそれだけ! 200人の学年を持つ学校が125校も要らなくなります。 それが8年後。
18年後は今より1500万人強減ります。 つまり東京都と沖縄県が消えることになります。 いわゆる「2040年問題」です。
そういう「予測」ではなく「事実」を知らないと生きていけません。 年金制度が破綻せずに続いていると考えるほうがおかしいでしょうし、 日本の国力は劇的に落ちます。
英語なんて要らないというならそれもよろしいでしょう。 が、日本という国の国体が変容するのは言うまでもありません。 そのときに、たとえば公用語が日本語と英語の両方になるかもしれません。 「そのとき」が来たら対応するというのでは遅すぎます。 学びというのはそういうものです。
|