+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX過去のことさ


2002年11月27日(水) ふっふふ…片腹痛いわ。


 あなたの傍に女王様は居ますか。
 わたしは女王様とは親しくなれないので、すぐに連絡の取れるところには居ないのだけれども、ちょっと見渡すと女王様の姿が見える。実生活の会社の中にも、普段の生活をあからさまに表記したところで、文章として表現される文字系サイトでも、もっと枠を広げたこのネットの中にもやはり女王様はいた。女が集まる場所には自然発生する女王様というものが居るものだ。
 女王様なので家来を持っている。
 家来の多さを誇示する女王様も居たりする。
 待ち合わせの場所に家来を使って現れてみたり、ネット関係であればオフ会の時には招待されてもいない家来を連れてくることもある。
 女王様はプライベートでも家来を連れて飲みにも行く。でも、連れて行くわりには、お店の払いは割り勘だったりする。

 ある女王様はよく喋る。女王様は自分の世界を持っているので、その世界の話を際限なく喋る。家来たちは、その話を聞くのが好きだ。女王様のお傍で、女王様のお言葉を聞くのが生きる喜びなのだ。
 
 女王様は決して自分の世界からは出たりしない。他所の国へ行くと言葉が通じないからだ。女王様だもの他所の国の言葉を習ったりはしない。女王様は他所から来た人にも、自分の国の言葉で喋る。家来の中には通訳してくれる人が居るので、外交はその人に任せておけばいいのだ。
 女王様はよく長電話をする。同じ言葉を話す国の女王様と電話で話す。耳が痛くなり、コードレスの受話器や携帯電話のバッテリーが切れるまで喋る。お互いの国について褒めあう。お互いの政策について語り合う。
 女王様は集まりには必ず正装でおいでになる。人々は女王様の華美ないでたちを見て、何か言わないではいられない。それが面と向かって言う言葉と、後でこっそりと囁く言葉は違うけれども、それでもみんな女王様が色々な意味で気になるのだ。一言、女王様と口がききたいのだ。折角の集まりの場であれば、わたしだってお話したい。
 そんな状況を家来の一人は見て思う。

 あなたたちは女王様とは、こういう集まりでしかお話できないけれど、わたしは女王様のお世話を毎日しているのよ。お言葉を毎日頂いているのよ。女王様はわたしを親友だと言って下さるのよ。あんたなんかより、ずっとずっと親しいんですからね。だから、ちょっだけわたしの女王様を貸してあげても良くてよ。

 わたしが大嫌いなのは、女王様でなく家来だ。時々、目障りなのでシッシっと手で追い払いたくなる。






 昨晩より、腹痛に喘いでおりました。あんあん。
 拾い食いをしたわけでもなく、賞味期限の過ぎたものや、色のイちゃってるナマモノを食したわけでもないので、食べ物からとの思い当たる節がない。
 お腹をこわしたわけでもなく、臍を中心にどんよりと痛かった。だからと言って、臍を綿棒でホジホジしたわけでもない。
 今日になって、食いしん坊のわたしが食欲不振。ジッとしていると、神経がお腹にイってしまいそうなので、グズグズと上体を屈めたり伸ばしたり、落ち着きが無い。挙動不審。
 お腹が痛いくせに、やたら眠い。PCに向かっていても、気が付くと眠ってたわ、な状態。目が覚めて、またグズグズ。時間が経てば落ち着くだろうと、一人放置プレイだったけれど、さすがに耐えかねて病院へ行く。
 風邪のウィルスがお腹にキちゃったようです。
 処方された薬を飲んで、あだだ…な状態は落ち着いた。
 それでも、まだ臍のあたりがどんよりと痛い。
 どんより。どんより。

 さて、ココで問題です。
 この「どんより」を使用して、短文を作成しなさい。(10点)
 正解は、次回の日々雑記で。


香月七虹 |HomePage