きまぐれがき
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2004年10月25日(月) お見舞いを

大型台風の影響によって、水没した地域や土砂崩れで多数の方が
亡くなられ、災害の恐ろしさに身震いしたところだったというのに、
今度はよりによってさほど離れていない場所を震源地とする大地震
が起きるとは。
亡くなられた方、被災された方、なんと申し上げたらよいのか、お気
の毒で言葉が見つからない。

どんなにか怖い思いをされたことだろう。
赤ちゃんがいる家庭や、在宅介護のお年寄りや、病人を抱えている
家庭では、避難することさえままならない状況で、ほんとうに大変だ
ったのではないだうか。
一人では歩行が困難な要介護の母がいる我が家が、今回の地震の
ような突然の災害に遭ったら、どうしてよいかわからず途方にくれるの
は目に見えているだけに、とても人ごととは思えない。

被災地に雪が来ないうちに、ライフラインが復旧して、余震も静まって
ほしいものだ。
次の台風24号も気になる。なにもきっちり向きを変えてまで日本列島
を目指さないでほしい。


まだ子供だった頃、祖母がシャキっとした着物のそでを通して「これは
ね、おじやよ」と言いながら、キュッキュッと帯止めを結んでいた姿を思
い出す。
それが小千谷紬のことだと知ったのはずっとあとのことだが、この時に
多分、小千谷の場所を知ったのだとも思う。



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