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2011年01月01日(土) 謹賀新年






 今年は田舎で正月を迎へた。よって年末恒例の蕎麦打ちも寒空の夜開け放った窓から聞こえて来る300(各寺の鐘重複のため)いくつ鳴る除夜の鐘も無し。変な寂しさがあった。

車があったので初詣は、おあさはんと呼ばれている大麻比古神社に詣でた。ここは不思議な神社で、大麻比古神と猿田彦大神の二人の神さんが祭られている。
ここの参道には巨大な楠の古木があって胴体にぽっかりあいた1メートルはあると思われる洞(うろ)に沢山の賽銭が投げ込まれていて、その下の参道にもこぼれ落ちて石畳のようになっていた。お金を踏んで歩かなければ先に行けないので仕方なしに踏んで通った。

 徳島の鳴門にして、交通整理が必要なほどの自家用車の列。近くにドイツ人捕虜収容所跡があるが、正月早々あいているとは思えない。開いていても多分そちらは閑古鳥が鳴いている。テキ屋も今が稼ぎ時なのだろう、参道からはみ出したところにも屋台が出来て繁盛していた。
三ヶ日で数万人が訪れると聞いた。
行きも帰りも車だったので、多くの人達が帰省ラッシュを経て故郷にたどり着くしんどさを経験した。当分日本では車を運転しない事にした。


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