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徳島そごうでの個展は無事終了した。今回の個展は出身地の事もあり、友人達の暖かい心遣いが嬉しかった。皆それぞれに地場で着実に、俗に言う出世していた。会場にでんと贈ってくれた特大の花束、これなくしては、今回の会場入り口の華やぎはありえなかった。また、高校時代の有志が催してくれた宴は、数十年を経てもなを、昨日別れたばかりのような感覚で、とても近しく、嬉しいものであった。人のためにこれほどのことが出来る友人達というのは、何ものにも代え難い有り難い存在である。
後で知ったが、目が飛び出るような高価な花、それもあちこちかけまわって、個性のあるものを探してくれ、贈ってくれた友人達とその家族。超有名人でも何でもない一絵描きにこれ以上の事があろうか。
論語に、益者三友(えきしゃさんゆう)というのがある。意味は、人には交際して益になる三種類の友人があり、それは、正直な友、誠実な友、見聞の広い友の三種だという、また逆に、損者三友(そんしゃさんゆう)というのもあり、 交際すると損になる三種類の友人を言い、不正直な友、不誠実な友、口先だけうまい友の三種を言う。
いずれにしても、今回の展覧会に尽力してくれた友達には、益者三友でなければいけないと心から思った。
皆さんありがとう。
個展会場がどんなだったか、見たい方は以下、初日朝だったので、花などの置き方にまだ不具合があり、完全ではありませんが、ご勘弁。
会場風景
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