ネジャーティのことである。今日は日本時間で生活している。昨日は寝られなかったらしく、朝食をとってから寝だした。そして、起きたのは何と夜6時。起こさなかった私も私だが、起こしても起きないとわかっているので起こさなかった。
今年か来年にはここを離れてどこかに移る予定であるが、フロリダのジャクソンビルが候補地に上がり、アパートなどをインターネットで見ていた。う〜ん、やはりフロリダである。ジャクソンビルは大西洋側にあり、ちょっと北に行けばジョージアに入る。フロリダ北部は、中央部のオーランドや南部のマイアミとまた雰囲気が違うが、以前住んでた、同じ北部のタラハシーとは雰囲気が似ている。
ジャクソンビルはどちらかというと、産業の町なので、そんなゆったりとしたところがあるとは思わなかったが、アパートをみていると、とてもゆったりしているように見える。こんなところもあったのかぁ、と意外に思う。アパートの中も見ていると、いつかはこんなところに住みたいなあと気分はフロリダへ飛んでいた。このアパートも少し飽きてきたしなぁ。
ネジャーティと一緒にコンピューターで見ていたら、つけていたテレビにトルコの映画が流れていた。これは初めてだ。「Steam、Turkish Bath」というもので、デザイナーのイタリア人青年がトルコに来て、叔母の遺産だったイスタンブールにあるトルコバスを受け継ぐことにしたのだが、最後で意外な展開に。 映画の中ではイタリア語とトルコ語が入り混じり、トルコの典型的な生活や習慣が映し出されている。トルコバス然り、トルココーヒーの占い然りである。 トルココーヒーはエスプレッソのように小さいカップで飲んで、当然濃いので、飲んだ後、カップの底にコーヒーのどろっとした粉がたまっている。ソーサーをカップにかぶせて、逆さにして、どろっとした粉が落ちてくるのを待つ。その粉の描き具合で占うというもの。
映画が終わるのを待たずして、こんな夜中にネジャーティは学校へ出かけた。
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