みちのくラブ日記。vol.3
さてさて、これからが本番! やっと個人的な話をする時間ができましたの♪ はじまりはじまり〜。
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「さ、ラーメンでも食べに行こう(= ̄ー ̄=)v」
その言葉に、一も二もなくオッケーカモンベイベーなミチヨ約一名^^; 函館スタッフ2人、ミチヨ、たまこさん、小山田さん、マネージャーさん、 そして監督の7人で夜の街に繰り出す。
…も、零時を過ぎた青森市内、函館の駅前並みに閑散としていた。 すると監督が「美味しいラーメン屋さんを知ってるんですよ」とニヤリと したので、皆でゾロゾロとあとをついてゆく。
監督はいきなりクルリと振り向き、「北京バイオリン観た?」と聞いて来た。 「19日からなんですよ〜」と言ったら、意味ありげな笑みを浮かべていた。 あの顔はかなり気に入ってる顔だ(笑)
「そうそう、『めぐりあう時間たち』も観たよ」
あたしが『めぐりあう時間たち』を観た後で、「上半期の一番かも!」と メールをしたことを覚えていてくれたらしい。 「あれはレズ映画だな」とボソリ。あまり気に入ってないらしい(笑)
それにしてもなんと嬉しいこと! 監督と肩を並べて夜道を散歩。何を話したのかも浮かれポンチで覚えちゃ いない。だけど頬を通り過ぎる心地よい風と、あたしの心臓のドキドキと アスパムの灯と、彼の背中と。青森、来て良かったぞー!と叫びたい気分 だった(〃 ̄▽ ̄)ノ
監督が連れて行ってくれたラーメン屋は店じまいしてて、さっき通り過ぎた お茶漬け屋さんに行くことにする。小さなお店で、お客さんは一人。 4人掛けのテーブルに、監督、小山田さん、ミチヨ、たまこさんで座る。 他のメンバーがどうやって座っていたかは、まーーーったく知らない(笑)
「そうそう、先週、人生は晴れなんとかも観た」また監督が映画の話を切り出した。 「えー!『人生は、時々晴れ』ですよねっ?監督、観たのーー??@@」 「うん、観たよ」 「ティモシー・スポール良かった??」 「僕ね、外人の俳優覚えられないんだよね(笑)」 「あの太ったヒト」 「ああ、あのヒトね。「秘密と嘘」のね。良かったですよ。」 「今日も東京の友達が見たってメールきてて、羨ましい!って言ってたとこ」 「今はやっぱりイギリス映画だよね。マイク・リー、ケン・ローチ、アラン・ パーカー、いいなぁと思うのはやっぱりイギリスだもの」 「結局ア〇リス(地元の映画館)では、『SWEET SIXTEEN』さえもやって もらえなかったの。ケン・ローチ特集とか全国回っているのにっ!」 「そりゃー、ア〇リスに文句言ったほうがいいな(笑)」 「でしょー??」
あー、楽しい。 監督と映画の話や本の話をするのは、本当に楽しいなぁ。 小山田さんに『秘密と嘘』がいかに素晴らしいか、マイク・リーは観たほうが いいとか、切々と訴えたぐらいにして。監督が小山田さんに、アタシのことを 「このヒトは、結構ヘヴィな映画が好きなんですよ」などと紹介したりしてる^^ うっしっし、なんだか嬉しいぞーー(^▽^*)/←なんでや?
「監督、さっき『オー・ド・ヴィ』のこと、忘れちゃったって言ってたでしょ? かなりムカついたわー!(笑)」 「いやいや、いきなり何か話して下さいって言われても、照れちゃってついつい ああやって言っちゃったんだよ。照れちゃうんだよ、あーゆーのって」 「それにしてもヒドい!あたし達のいる前で!(*`Д´)ノ」 「ちゃんと覚えてるよ。じゃあさ、逆に聞くけどクランクイン何日か覚えてる?」 「え゛@@」 「覚えてるよ、ボクは。じゃあ、20日は何撮ったかは?」 「え゛@@」
監督は本当に覚えているらしかった。小山田さんも覚えてた。 忘れてるはずなんかないんだよね。当たり前だよね。 あたしたちより何百倍も覚えているよね。そうだよ、忘れるはずなんてないんだよ。
飲み始めて、一時間ちょっと。監督がいつものように、意識を失い始めてきた。 今度は小山田さんからデビューのエピソードなどを聞く。監督の横にいるから だけではなく(失礼^^;)、本当に顔が小さくて、イヤ味のない女優さんだなぁ。 歯がとてもキレイ。夜中にラーメンを食べたので、「こんな夜中にラーメン 食べても、女優さんて太らないんだろうなぁ」って言ったら、「いいえ、さすがに 太りますよ!」と笑ってた。なんて可愛いのかしら。
そんなこんなでラーメンと鍋焼きうどんを食べて、ぽてぽてとホテルまで帰る。 回り道をしたせいで、行きはかなり歩いたような気がしたけれど、帰りはほんの 数分で着いた。もっともっとホテルまでの道のりが続けばいいのに…(T-T)
お部屋の鍵をフロントに取りに行っているあいだに、監督はもうロビーから 消えていた。おやすみも言えなかった。なんだかガックリと肩が落ちた。 話したいこと、聞きたかったことの1/10も聞けなかった。
部屋に戻る。顔を洗う。携帯を取り出す。 どうしても聞きたかったこと、みんなの前では話題にできなかったこと、 どうしても聞いてみたい。聞いてみよう。今しかない。
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