comfortable diary



連休だぜ。

完全週休2日の方々には楽しくもなんともない祝日でしょーが、土曜出勤の私達には
願ってもないお休み。疲れていたのでしょうか、今朝目覚めたら、今日が何曜日なの
か全くわからない状態にありました(笑)

昨日はあれから「洗濯機は俺にまかせろ」を観てものすごく感激してしまい、興奮
して眠れなかったのが原因でありましょう(笑)
だって、だって!すごくいいんだもの。
なにがいいって、余韻が素晴らしくいいのですよ。
前に観たときとは、また全然印象が変わっててね、なんていうんでしょう、また
ひとつ吉田くんが好きになったというか(笑)
いや、これは冗談としても、とにかく筒井くんの朴訥とした雰囲気や、本音がでる
ときの大阪弁や、結局人間なんてこんなもんやなぁっていうアバウトさや。
だけどその中にあるリアリティや。人情や、ままならない不可思議さや。
掛け違えたボタンのように、これでもやっていけるのだろうけど、なんとない心地
悪さや。「あたしってマジメだわ」そーいや同じ言葉言ったことあったよなぁとか。
直接響いてくるのは、やっぱり日常のさりげなさなんだよなぁって改めて思った。
筒井くんが「終わったこと考えても、今おもろくなるわけない」って言ってて、
ドキリとする。でもどうしたらいいのかと尋ねると「今から考えたらええんや」
と答えてた。なんだかうるっときた。これは今の私へのメッセージだ。

朝起きて、ボーっとしたまま「星願〜あなたにもういちど」を観た。
泣いた。泣いた。どうにかなっちゃうんじゃないだろうかってほど泣いた。
伏線のはり方もなんとなく予想できる。特に目新しい手法なんて全然なく、どちら
かと言えば「どこかで観たなぁ」ってな感じ。でもね、でもね。
ストレートな気持ちは心を打つね。家の中に誰もいないことをいいことに、声を
あげて泣いたね。恋っていいね。人を想う気持ちっていいね。

そんでもって8時からは映画祭のミーティングなので、その前に大好きなトラボルタ
の「ソードフッシュ」を観に行く。すげー。なんだか最後が不本意だけど、最初の
あのシーンはすごかった。あれだけでもしかしたら「オー・ド・ヴィ」の予算分を
遣い切っているのではないかと思うほど(笑)
久し振り(約1ヶ月ぶりだね)に映画館で映画を観れた。ふふふ。

8時からはお馴染み「g」でのミーティング。
エンドロールのこと、協賛金のこと、パンフレットのことなどを重点的に話す。
へへへ、私の名前がエンドロ−ルに載るんだって!嘘みたい…。信じられない!
監督の作品の一部になるんだよっ!もうダメだ。嬉しすぎて…。
この間、打ち上げのときにあまりの淋しさゆえに、「いいなぁ、私も篠原組に
入りたいなぁ…」って言ったら、監督は「もう篠原組でしょ」って言って
下さった…。すっごく嬉しかったっけ。でもエンドロールに名前が載るなら
それを自慢してもいいよね…?えへへ、嬉しいなぁ…(T_T)
その後は美術の小沢さんとの飲み会!
楽しかった。彼の心からの言葉になんだか震えがきた。

監督はこの間、この「オー・ド・ヴィ」に関し、とても自信があると公言した。
現場の雰囲気、監督の表情、スタッフの姿勢を見ていて、それは真の言葉であると
私も確信していた。だけど今まで他の現場を見たことがなかったアタシには、心の
どこかでそれが信じられなくもあったりした。本当に?アタシが携わった作品は
そんなにもそんなにもすごい作品になるの?

だけど今日、そんな心配は無用だということに気がついた。
気がついたというよりも、気付かせていただいた。
小沢さんは「こんな映画は他にはない」と言った。
穏やかに、そしてこんなアタシ達に敬語を遣いながらもこの映画の素晴らしさを、
この映画の美しさを、そしてこの街への愛着心を静かに語ってくださった。
どれもこれも宝物な言葉たちだった。

そのうえ華やかな舞台の裏側を、少しだけ覗かせて下さった。
「(ハル。)」に出てくる深津ちゃんの乗っている車がサニーになった理由。
パソコン通信のスクリーンに出てくる文字のこと。
「はじめまして」で終わるラストこと。(ここは私が大スキなシーンである
ので、ものすごく興奮した!)
「(ハル。)」のスタッフそのままで臨んだ「失楽園」のこと。

すごいすごい!なんて私はラッキーなんだ?
この小沢さんと一緒にこんな濃密な時間を過ごせるなんて!
しかも小沢さんはこの街を「ふるさと」と呼んでくれた。
「もう大丈夫。函館にきても誰かに電話をすれば淋しい思いはしなくてもいいね」
と言ってくださった。ええ、ええ!小沢さんが電話を下されば、どこにでも参上
いたしますよ!こんなアタシで良かったら♪

帰りは小沢さんを送って帰る。
フィニステールで使ったタイルをぜひ頂きたいと懇願する。
できれば裏側に小沢さんのサインを…とおこがましいお願いまでして。
小沢さんはいともたやすく承知してくださる。嬉しい、うれしい!

心地よい夜だったな〜。
琥珀色のとろとろの液体のような…。
「オー・ド・ヴィ」の芳香のような…。
ほんのりと色づく上気した頬のような…。

2001年11月03日(土)




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