雪虫。
秋ですなぁ…っていうかもう冬ですなぁ…。 だって、雪虫みたんだもん。
雪虫って知ってるかなぁ。 冬も間近になるとふわふわ飛んでてね、お尻に雪のような白いモヘアのような 毛がついるの。まるで雪が舞っているみたい。 この虫が飛び始めると、あ、もうすぐ冬だなぁ〜って思うんだ。
「雪虫」って北海道だけの呼び名なのかな。 あまり他では聞かないような気がする。 でもとてもキレイな呼び名だよね。遠くからみると、お尻の毛が雪のようで、 そして本物の雪のように、ひんやりした空間をゆったり漂っている。
子供の頃は、雪が楽しみだった。 初雪なんか降った日にはわくわくして、いてもたってもいられず、家から飛び出して 走り回ってたっけ〜。アノラック(あえてこの言い方^^;)着て、ぼっこ手袋はいて (注:ぼっこ手袋…親指だけが離れている手袋、はく…北海道では手袋ははめるもの ではなく「はく」ものです)、長靴はいて、水溜まりの氷を割って歩くの。
つららを舐めながらほっぺを真っ赤にして通う学校。 ランドセルをお尻にしいて滑り落ちる坂道。 朝目覚めて、カーテン越しの明るさで雪が積もってることがわかる昂揚感。 だれも踏み入れていない真っ白な雪の大地に、自分の足跡を残す独占的な満足。
あんなに好きだったのに、なぜ冬が嫌いになったんだろ。 車の運転をするようになったから? 寒がりになったから? 好きな子に振られた季節だったから?
う〜ん、どしてだろうね。 大人になったからかなぁ。 子供だった頃を忘れてしまったからかなぁ…。
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