日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年11月03日(土) 新宿茶話会鴎

さて、旅行が終わって、長崎に帰ってきたわけですが。
気がつくと、サークル立ち上げていました。
「新宿茶話会鴎(しんじゅくさわかい・かもめ)」といいます。
えーと、数ヶ月に一度、新宿近辺のお洒落な喫茶店で、児童文学の書き方についてお話ししたり、知的な会話を楽しんだりする、サロンみたいな会です。

お仕事忙しいのに、なにやってるんだ、という感じですが、うーん。なんていうのかな。私もこの年になると、自分が知っていることを、人に伝えて残しておきたい、という気持ちが強くてですね。
たとえば私には、「誰かを必ず人気作家にする」というスキルはありませんが、「その人の限界まで、上手に作品を描けるようにする」というスキルは、どうやら、たぶんあるのです。
で、それは魔法ではなくロジックなので、教えれば、教えた人が自分で応用を利かせて伸びていくことができるし、そうすることで、その知識を、あとに、道の誰かへと残していくことができる。

まあそういうわけで、そういう場を作りました。
営利目的ではないどころか、完全な私の赤字です(笑)。
いいの。趣味で生き甲斐だから(笑)。

ただ実は、初期のメンバーはもう数が埋まってしまっています。少人数ではじめて、第一期のみんなに試行錯誤につきあってもらって(笑)、うまくやっていけるとわかったなら、またメンバーを募集すると思います。
茶話会に興味がおありの奇特なみなさまは、今回の茶話会スタートがうまくいくように、お祈りの力添え、とか、お願いいたします。

☆さて、今回の東京滞在の間に、教育画劇の新しい担当さんとのうちあわせがありました。マリリン最終巻についてのうちあわせと、そのあとの新シリーズ(ありがたいことです…)についてのお話です。
担当さんと、とーっても、好きなものの趣味があってしまったこともあり(笑)、ノリノリの担当さんで楽しかったということもあり、一気にいろいろかいちゃおう、という気持ちになってしまっています。

これから年末年始と、レミの再校があり、児文協の長編新人賞の選考があり、と、いろいろありますが、あとひとつ、なんとかマリリンが描けたらなあ、と、思っています。
(マリリン5「終わらない詩」は、描くのにものすごく疲れるのがわかっている話〜ひとが大量に死ぬシーンをかかないといけないからです〜だから、どうしても腰がひけるんですが、それでもハッピーエンドだし、かけば達成感があるだろうから、年末年始の大仕事にふさわしいなあ、とか、思っているところです)。
…ただ、一冊で終わらせようとすれば、一体何百枚になるのかなあと(遠い目)。

☆部屋のオイルヒーターに電源を入れました。
いよいよ冬が近づいてきましたね。
今日は仕事しに兼猫缶買いに街に出たのですが、繁華街はもうクリスマスになってきていました。一年でいちばん楽しい季節がきたなあ、と、電飾をみあげて、幸せな気分になっていました。


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