日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年07月04日(水) 十三回忌

早いもので、今日がうちの父の十三回忌でした。
家族だけで、昼前から我が家に集まりました。

ひととおり終わったあと、お茶を飲まれている住職に、私が、
「十三回忌といいますと、いま父は、どのあたりでなにをしているのでしょうか?」と質問したところ、住職は、にこやかに笑って、
「まあそうですね。ご立派な仏様になられて、そのへんとか、あのあたりとかで、がんばってらっしゃるのではないでしょうか?」
部屋のそこここに、視線を投げかける、笑顔の住職。

「そ、そうですか。父もがんばってるんですね(笑)」
「ええ。まあふつうに、そのあたりにいらっしゃるんですね〜」
「『千の風になって』みたいな感じでしょうか?」
「ああそうですね」と、住職はうなずいて、「あの歌は、ほんとうにうちの宗派の気持ちを表しているなあ、と思ってます。あ、でもですね。あの歌をあんまり真面目にですね、考えすぎまして、『お寺もお墓もいらない』となっちゃいますと、うちとしては困りますね〜ははは(笑)」

ナイス住職^^
経済学部卒の、飄々とした住職は、寺尾聰似のハンサムなおじさまです。
強風波浪警報だったかがでていた長崎市内を、バイクに乗ってきてくださって、またバイクで、法衣をなびかせて、帰って行かれました。

☆今朝、シェーラのゲラもどきが終了。
法事と前後して、翌朝便に乗せたので、気分転換に街にでようかと思っていたのですが、風が強かったので、とりあえず帰宅しました。
今日はお風呂にゆっくり入ったりして、のんびりしよう^^
明日からは、『レミ』仕上げです。


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