日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年02月20日(火) 東京休日

☆今回、短めの滞在にしたので、明日は長崎に帰ってしまうのですが、残りわずかな時間、楽しんでます、東京の休日。
ほんとは今日は、お仕事関係かお友達関係か、誰かあおうかな、とか、打ち合わせしようかな、と、そのために用意していた日だったのですが、霧雨の降る寒い日でしたし、かたこりもひどいしで、無理せずに、ホテル近辺でのんびりしています。
いまは、お気に入りの高層階の喫茶店で、都庁のてっぺんのあたりと東京の地平線を見下ろしながら、まったりしています。

流れる音楽、かすかなたばこの煙、たのしそうにおしゃべりする人々の声。
ふわりと自分がつけているバナリパ・クラシックの香り。上等なおいしいお茶の舌をやく熱さと、香ばしい香り、白いカップに映える、きれいな水色。
ああ、すごい幸せ〜v

昨年仕事が進まなかった分、今年は収入がさがることが想像できるので、新宿にくるのは当分がまんしようかな、とか決意していたのですが(笑)、いすでまったり背伸びしたり、首を回したりしていると、これは私には、どんな秘湯での休日よりも、一級品のやすらぎの時間。
やっぱまたすぐにここにもどってこないとな。

☆あと、やはりこちらには友達がいるわけですよ。
私は基本的にはひとりで生きていけるし、誰かによりかかるのも好きではないのですが、ときどきは、好きなひとたちとわいわいきゃいきゃいしたり、文学や人生をかたらう時間が必要なので。
雑踏をみているのも好きなんですが、仲間と雑踏の中に混じっている時間、というのも、人間であるところの私、の幸せを感じる時間。生きている、その生の鼓動を感じる、きらきらした時間であるわけです。

…ああ、なんかいいたいことがうまくかけないなあ。つまり、日曜日にいっしょにいた、季節風ファンタジー研究会の、古いなじみのみなさん、ありがとう、ということなのです。

そして、月曜日に新しくであってくださった、お友達の皆さん、ありがとうございます。みなさんと、仲良しの研究家のくまま嬢、尊敬する児童文学者協会の先輩作家批評家のみなさまに、あんなに優しく迎えていただけて、とてもうれしかったです。
当日、神楽坂にいくまでは、どれだけいじめられるだろうと(笑)、どきどきしながら胃が痛かったのですが。
昨日も申し上げましたが、「自分の作品が児童文学を好きなみなさんの研究の場で話題になり、その研究会の場に、作家としておじゃまする」というのは、作家として、とても光栄な、夢のような時間です。昨日、研究会の場にいる間も、二次会の席でも、帰る途中、宿に帰ってから。何度も、「夢みたいだったな」と、思い返し、かみしめていました。
ファンタジー研究会の皆様、本当にありがとうございました。

☆も一つの方のファン研、こと(笑)、季節風ファンタジー研究会のお仲間の皆様も、ありがとうございました。
笑顔や優しい言葉、さしだされる甘いお菓子のおみやげは、なによりも心のエネルギーになります。
友達がいるということは、少しでも必要とされていると実感するということは、自分では忘れがちな、自分の生命の「価値」に気づかされるということでもあります。
「そうか。私は、このよい人たちからどうやらすかれていて、大切にされているんだから、幸せで健康でいなければいけないんだ」みたいなことに、やっと気づいてみたりする。

私が、みんなが幸福であることを祈り、喜ぶのと同じように、このひとたちは、私の幸せを祈ってくれるんだな、と。
それが、笑顔の意味なんだな、と。

少し照れくさいですし、べたかもだけど、でも、日記に記しておきます。ほんとの思いだから。自分で忘れないように。そしてみなさんに、心からの感謝を。
東京でであったみなさんが、みな幸福でありますように。

☆日にちが足りないなあ。もっと東京にいたかった。
がんばってお仕事して、次は長逗留にするぞ。



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chayka [HOMEPAGE]