六月一日明け方。 鳥の声をききながら。 多少ねぼけながら。
私が都会の雑踏が好きで、たくさんの人がゆきかう景色を眺めているのが好きな理由。 その中にいると、特に誰と会話しなくても、視線を交わさなくても、心がみたされていく理由。
そこに、世界に、自分と共感できる可能性をもつひとびとがたくさんいるということを、リアルに実感できるからなんだな、たぶん。 概念ではなく想像でもなく、同じ時代に生きているひとびとの存在を、たしかに視認できるから。 いまは言葉も交わさず、通り過ぎていくだけのひとたち。でもなにかのきっかけがあれば、友達になったかもしれない、これからなるかもしれないひとたち。
街は、まだであっていない友人達であふれている。
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